■ HEM インド香
竹の芯がある長いタイプの香。火をつけた時に出る煙が黒く、焚いている間は煙がすごい。黒いので気をつけないと汚れる。プラスチックやアクリルのケースにしまうと化学変化でケースが溶けるのでガラス瓶で保存。
◇Vanilla(ヘクサ香 バニラ)◎
合成香料感が強いけどバニラエッセンスかっていうくらいしっかりバニラ。人工的で甘さはかなり強い。
焚いて一日以上残り香がある。たまに半分くらいで火種が消えるが、それでも充分薫る。
100円なのにぐれいと…。
◇MAMA&BABY◎
ベビーパウダーの香り。焚いている間はかなり濃い。
◇MOON
ヘアトニックと石鹸を混ぜたようなにおい。狭い室内で焚くにはきつめだった。
◇MYRRH(ミルラ)
焚く前とより焚いた後のほうが香りが柔らかくなったがあくまで重い系。MOONを多少柔らかくしたカンジだった。
◇チャンダン
残り香がメンズの香水っぽい。軽くスパイシーでたまに白檀?くらいのレベルで甘さは足りない。
チャンダン=白檀やねんけど……んー?あと、コレHEMの中では一番といってもいいくらい人気アルらしい。
◇サンダル
軽くはないけど重過ぎない落ち着いたウッディ系。残り香がうっっすくなると少し甘くなる気がする。
◇オードサンダルウッド
総じてメンズライクなサンダルウッド系(not白檀)の中では珍しく中性的な印象。
極うっすらスパイシーで、甘みと酸味の向こう側にサンダルウッドの香り…ほんのり漢方薬っぽくておもしろい。
OODHって何かと翻訳かけたらソマリ語で「大好き」って意味やったけど…ソレかどうかはよーわからん。
◇ガネーシャ
すんごい安売りしてたのを見つけて、甘酸っぱいとか優しいフローラルとかバラの香りとか柑橘系がとかスパイシーとか色んなクチコミをチェックしてから買ってみた。
焚く前はレブ○ンの口紅みたいなにおい。焚くと濃い。残り香くらいでようやく華やかなフローラルになる。
ちょこちょこ混ざってるけど、バラ系(ティーローズとかの落ち着いた香り)とか、レモングラスやゼラニウム連想させる香りで虫除けになりそう(根拠ナシ)、悪く言うと化粧くさい。
ガネーシャのイメージって頭が象の神様ってくらいしか思いつかんけど、HEMのイメージやとこんな香りなんかーと。
◇パワー
焚く前はサイダーのにおいつき消しゴムみたいな酸味のある香りで甘くはない。
◇ベビーパウダー
ベビーパウダーの香り。ママ&ベビーより少しライト。
◇フレンチバニラ
薄紫パッケージのバニラと比べると少しマイルド。気持ちクリーミーなバニラの香り。
◇サンダルシナモン
優しめスパイシー。サンダルウッドに甘さを求めてみたけどそっち系ではないっぽい。
桂皮に白檀をごく微量ってカンジの漢方っぽさがあって、温かみがあるので落ち着くっちゃ落ち着く。
◇ココナッツ
甘い!濃厚ココナッツ。
最初濃すぎて頭が痛いくらいだったけども、数分すると慣れて(鼻がバカになるっていう…嗅覚順応or疲労)ほんわかする。
好きな傾向だけども香りが強いので煙の調節しまくって使う。
◇ストロベリーメロン△
チープなフルーツ香料ってカンジ。ストロベリーがメインで、たまにメロンぽい気がする?くらい。
◇ストロベリーバニラ△
ストロベリーに、…ん?今ちょっとバニラ???くらいの香り。
残り香は少しだけバニラが強くなる気がする。
◇グリーンアップル△
焚く前は青りんごの合成香料の香り、焚くと少し薄くなって酸味と煙さがプラスされる。
◇レッドアップル△
焚く前はリンゴっぽいような気がしないでもない酸味のあるフルーツの合成香料の香り、焚くと少し薄くなって酸味と煙さがプラスされる。
◇フルーツポンチ
焚く前も焚く前もほぼ同じで、フルーツラムネ菓子の香り。ちょっと粉っぽくて少し酸味があって、んでもってフルーツっぽい合成香料の甘さがある楽しい香り。
◇レモン
ビニール(プラかも?)包装のさらに内側にパラフィン包装。溶けるんかな?焚く前はツンとした酸味のある柑橘系で、ちょっとトイレの芳香剤っぽい。焚くと酸味のある煙がちびっと喉にくる。
◇マグノリア△
クリーム色のパッケージの絵はタイザンボクっぽい。ちょっとゴムっぽいにおいもする。
香りは清涼感のある冬に香る花(木蓮)のイメージな時と、夏前に咲く濃厚な香りの花(タイザンボク)っぽい時があっておもしろい。
総称マグノリアやし…ふろーらる。
◇エジプシャンジャスミン
ツタンカーメンぽいイラストが入った緑色のパッケージ。
香りはしっかりジャスミン。ハゴロモジャスミンに近い気がする。
◇ロータス 粉っぽさのある花の香りで甘さ控えめなベビーパウダーっぽい。好評。
◇ナイルロータス HEMロータスを優しくしてパウダー感をアップさせたカンジ。レモングラス的な酸味もある。
◇アンチタバコ
サンプルをもらったんで焚いてみた。
ミントとシトラスと温かみのある香りのコラボ?さわやか?多分タバコの香りを誤魔化す(くらい強烈ですよ)的な意味だと思う。
タバコのにおいは独特だから証拠隠滅はムリだけども。
◇セージ(サルビア)△
焚く前はハーブ系のポプリって香り。焚くとフローラルが少し尖ってツンとする。
密閉した部屋で焚くと最終的にすごいフローラルになる※甘くない。ちょっと化粧くさいかも?
◇バタースコッチ
甘酸っぱい菓子(?)の香り。ちょっとカルピスっぽい。
焚く前はチェ○シーみたいな甘酸っぱい香り。焚くとプラスして微かに花の混じったような甘酸っぱいような…言い換えると優しい香りになった。
バタースコッチってバターとかキャラメルとかそういうイメージやったんやけど、それとは微妙に違う甘い香りで「あ、今!今ちょっとバタースコッチっぽかったかも!」くらいのカンジ。
◇アーモンド◎
アンニンドウフっぽい甘い香りで、ココナッツぽくもあり、アーモンドの焼き菓子が混じってるような気がしないでもないような…微妙に酸味があってフルーツっぽいカンジもある。
杏仁豆腐の香りがするって聞いてはいたけど、納得。
ローストアーモンドやのーて、果物の状態のアーモンドなんやろか??
調べたら杏仁(〔キョウニン〕=杏の種の中身の白い部分)って菓子作りの時はアーモンドの種の中身でも代用きくらしい。
◇レモングラス
焚く前はレモンぽいツンとした香り。
焚いてみるとレモングラスっぽくなる。微かにエグみもあるので草刈したあとの匂いにも似てる気がする。
◇カナビス △
渋すぎないグリーン系を探してて、ほのかに甘いハーブっぽい香りってんで買ってみた。
甘みと清涼感のある粉っぽい苦味のある薬草っぽさが…えーと、うっすい仁丹に甘茶足して絶妙なバランスとってるカンジの香り。
ちなみに、大麻っぽい香りらしいけと合成香料なんで当たり前だけどもラリったりはしない。
◇シナモン
シナモン!ってカンジ
イメージ的にはシナモンとニッキの間くらいな…ごくごくごくごくかすかに甘いシナモン。
◇イランイラン
甘みと酸味を持った濃厚なフローラル。ちゃんとイランイランだった。逆にびっくりした。
キツめなんで人によっては化粧くさいと思うかも。
◇バイオレット
パウダリーな甘さのあるフローラルで、すみれの合成香料としてイメージぴったり(自然の菫はこんな香りしないけども)。
キツめなんで人によっては化粧くさいと思うかも。
◇シナモンアップル ニッキと酸っぱいリンゴってカンジの香り。
◇クローブ わずかに清涼感のあるクローブっぽい香り。
◇インディアンスパイス シナモンやクローブのほんのりとした甘さや他の酸み?とかごくわずかな辛みが混ざって、マサラチャイのスパイス的な、色々混ざってる感。
◇ベンゾイン ベンゾインはバニラに似た甘い香りらしいんやけども…?
甘さはあるけどあくまで樹脂系なカンジ。粉っぽさとスパイシーのバランスがおもしろい。苦みもあってちょっと土っぽい。
◇ピュアハウス
チョコレート系でクリーミーって書いてあったんで買ってみた。焚く前はカ○リーメイトチョコ味なカンジ。
焚いてみると安いホットチョコレートの粉みたいな、おもしろい香りではある。
◇ココタンジェリン
ココアとオレンジとかかな?と思ってパッケージ見たら蜂蜜ローズって書いてある。うそん……と思って開けてみたらフローラルと甘い香りがする。マジで蜂蜜ローズなんか?
ぇー…って思いながら焚いてみたら、キモチチョコっぽい気がする。オレンジっぽさも微妙にある気がする。でもフローラルも入ってる気がする。ハチミツはどうなんかわからん(混乱)
甘すぎず粉っぽいカンジのチョコがメインで、オレンジはあるかなしか、なぜかフローラル(誤訳で先入観植わってもた)にちびっとだけ古い口紅みたいな全体的に薄いカンジ
◇ホワイトムスク(コーン)
ムスクと酸味とフローラル。
◇オピウム(コーン)
フローラル。
◇プレシャスパチョリ(コーン)△
コーン買ったらペライ金物香台付属やった。
焚く前は酸味とミントっぽいハーブの香り、焚くと落ち着いた香り 「スパイシーなシソ科の香り」らしいけど、イメージがよくわからん。確かにちょっとスパイシーさはなくもないメンズフレグランスっぽさ。
残り香にほんのりパチョリっぽさがなくもない。あくまでぽさだけど。焚く前のが好み。
◇ホワイトセージ(コーン)
サティヤのホワイトセージナグチャンパの香りでセージってこんな匂いちゃうかったよな…香になると違うんかな?と思って確認の為にオーソドックスっぽいHEMを買ってみた。
こっちはちゃんとセージっぽい香り。ハーブの清涼感とほんのりした甘さとスッキリ感…を表現した合成香料感。
◇ジュニパー
ヒノキ科ビャクシン属セイヨウネズ。ジンの香りづけに使われれるジュニパーベリーが生る木。
ほんのりした樹脂っぽい甘さと清涼感、ジュニパーベリーっぽさもなくはない。良い香りではないけど独特さのあるちょっとクセになるウッディ系の香り。同社フォレスト三歩手前な香り。
もちっと薄かったら好みやったかな。
◇パイン
松の木のほうのパイン。
内袋がビニールと紙の二重構造になってた。
焚く前は清涼感のあるフォレスト系、松葉や松の木の苦みはないけど、パインといえばパイン…?焚くとウッディ系になった。
◇シダー
マツ目マツ科ヒマラヤスギ属(マツ科)のアトラスシダーをさすことが多いけど、ヒノキ科ビャクシン属のバージニアシダーウッドの可能性も…どっちの精油も好きやから買ってみた。
温かみのある落ち着いた渋すぎず甘さがないわけでもない、陽だまりの枯葉系ウッディ。
◇フォレスト(コーン)
森系の香りが欲しくて買ってみた。
…理髪店?ちょっと清涼感のある男性用ヘアトニック系で、自然な森ってカンジではない。
◇スペアミント
ミントガムっぽい甘くてスっとした香り(+むあっとした香り)、焚くと薄っすらミントガムっぽさを残しつつ乾いたハーブ系のお香の香りに。甘くて温かくてひなびたカンジの中に清涼感がごくごくわずかにあって面白い。
■ SATYA(Shrinivas Sugandhalaya社) インド香
細い竹の芯がある長いタイプの香。火をつけた時に出る煙が黒く、褐色〜黄土色で覆ってあるが内側は黒い。
◇SATYA SAI BABA NAG CHAMPA(サイババナグチャンパ)◎
別名サイババ香…らしい(本人ノータッチらしいけど)。
近くでかぐとケムイ時と、メンズコロンぽい時と、綿菓子みたいなにおいの時がある(綿菓子の匂ってことは、単純に考えると砂糖が混ざってるとか?)。
焚くと現物より薄いサンダル系でほんのりスパイシー、綿菓子風の香りがたつと甘くて気分がいい。残り香のほうが白檀っぽい甘さが立つ気がする。
かなり長時間残って今まで買った香の中でも最高強度、別の香を焚いた後でもかぶせて漂ってくる強さがある。
長く残るだけに石鹸ぽくなったり、2日後に落ち着いた白檀の香り(多少寺っぽいが好きな香りなので○)になっていたりで変化があって楽しい。
10g2コで300円の店で買った(ちょっとぼったくり臭)リピは別のトコで40g500円ちょい(正規だからかちゃんとホログラムテープで封がされて、芯もしっかりしている)15g100円のもあった。(まあ…輸入やからマージンかかって高くなるんやんね)
コーンも買ってみたけど、一気に燃える分煙が多い気がする。煙いからコーンやのに途中で不完全燃焼起こさせたりして消して、ちょっとずつ焚いてる。(湿気た余談)
◇スーパーヒット ナグチャンパと似た系統で強度が上がったカンジ。甘さは微妙に控えめ?残り香も強い。焚き比べると、こっちのが少し酸味があって少し軽め。
◇GOLDEN ERA (=黄金時代?)
ナグチャンパを薄くして苦味と酸味をほんの少しずつ足したような香り。薄いのはテスターだからという可能性も…。
◇スーパーサンダル(コーン)
酸味のあるサンダルウッド。オイル染み染み系で消えやすいからアロマポットで温めて香らせてる。
◇ナグチャンパカリフォルニアホワイトセージ
同社にホワイトセージってのがあるけど、こっちはナグチャンパ+セージの香りらしい。
焚く前はナグチャンパマサラとハーブの香り。セージの香りかって言うとビミョウやねんけど、ハーブっぽいなとは思う。
焚くとハーブ…かな?くらいのカンジに。ナグチャンパっぽさもあるけど、どう違うん…?って戸惑うくらい似てるわけでもない。
ハーブっぽさもありつつ、甘さと重さとパウダリー感も結構ある香り。ナグチャンパと比べると軽いけど、重さはしっかりある。でもハーブ系の涼やかさがたまーに顔をだしてくる。
メンズ香水っぽさもなくはない。
クラっとするくらいの濃さと、全体的には好きな系統ではあるんやけど、嫌いスレスレの微妙な香りと凄く好きな香りがひょこひょこ出たり隠れたりするのはナグチャンパに通ずるものがある。
濃すぎて体調によってはちょっと酔うけど、残り香は温かみのある陽だまりのようなイメージで、トゥラシのサンと同じくらい好みの香り。
◇ナグチャンパ&パロサント
7本くらいずつ2種類のセット マサラタイプ
焚く前は石鹸っぽさが強いナグチャンパ系
パロサントは甘い樹脂+ウッディ系の香りらしい。ナグチャンパの香りでよくわからんけど、温かい香り。体感的にもなんか温まるカンジのナグチャンパみたいな香り。
◇ナグチャンパ&フランキンセンス
7本くらいずつ2種類のセット マサラタイプ
焚く前はほんのり甘めのナグチャンパ系。
フランキンセンスってちょっとスパイシーな香りがするはずやねんけど、言われたらそんな気がするかなくらいのちょっとすっきりめのナグチャンパみたいな香り。
↑↑↑
COMBO SERIES(8g×2)っていう2種類が同じ箱に入って売ってるヤツやねんけど、箱の中に仕切りがあって、左右別々に取り出せるようになってはあるんやけど……どっちがどっちかわからん。サティヤのお香ってベースが似てるのが多いから混ざったらどれがどれやら…一応嗅ぎ比べたら微妙に違うねんけど、で、どっちがナグチャンパ?ってなるくらい似てて……悩む羽目に。
中袋は同じで区別できる印も表記も見当たらへんし、芯は同じ黄色、本体も同じ色のマサラタイプ……いや、どっちやねん!?
マサラが同じなんかな…表面が全種類同じ香りなんやったら似るやろし。
箱に「SMELL HERE」って穴が開いてるのを見つけて、多分こっちがこれやろかいな?とアタリをつけてはみたけど確信がない。嗅覚が鋭いってわけちゃうから区別つかへんねんて。違うのはわかるけどね?じゃあどっち?って言われたらわからへん。
多分、パッケージ上側に入ってて右から取り出すのがナグチャンパで、下側に入ってて左から取り出すのが派生Verのはず。
あと、いつも買ってるナグチャンパやスーパーヒットと比べると、マサラが崩れやすい。いつもはそんなポロポロこぼれへんねんけど、こっちは袋から出すだけでモロモロ落ちてくる。
■ SHASHI インド香
竹の芯がある長いタイプの香。火をつけた時に出る煙が黒い。黒いので気をつけないと汚れる。
◇DENIM(デニム)
甘みがあって暖かい香りではあるが、クレヨンを髣髴とさせるにおいだった。
■ CYCLE インド香
竹の芯がある長いタイプの香。火をつけた時に出る煙が黒い。黒いので気をつけないと汚れる。
◇BLACK BEAUTY(ブラックビューティー)
焚く前は少し酸味のある甘めの香りで、焚くと少し尖ったカンジの花の香り。濃い目なので頭が痛くなった。
一旦水にくぐらせて焚いてみたら少し薄くなる…気がしたけどやっぱり濃かった。
◇フルーツ
サンプルでもらった
焚く前は少しミックスフルーツ、トロピカルもあるよなカンジ 缶詰シロップっぽい甘さもほんのり。
焚いてみると温かみが増すけど、フルーツ芳香剤っぽさがおもしろい。
■ AUROSHIKHA (オウロシカ) インド香
竹の芯がある長いタイプの香。火をつけた時に出る煙が黒い。黒いので気をつけないと汚れる。インド香としては唯一、スイスにある国際フレグランス協会IFRAの認定を得ているらしい。心持ち煙い。
◇AUROSHIKHA AGARBATHIES TUBEROSE(チューベローズ/月下香の花)
甘い系でクレヨンを混ぜたような安い口紅みたいな香りだった。
◇AUROSHIKHA AGARBATHIES FRANKINCENSE(フランキンセンス/乳香)
火をつけなければ上品な香り。火をつけると寺社風だった。
◇AUROSHIKHA CENTENARY ANANDAMAYI AMBER(アンバー?)
石鹸のような香りだった。
◇Nature's Garden AMBER(アンバー)△
(コーン/円形のチープで使いやすそうな香皿?付きで20個入り350円くらい 押し花の貼られた紙箱がかわいい)
昔スティックのを買ってイマイチやったんをすっかり忘れて琥珀の香り?と思って買ってみた。
石鹸っぽい記憶があったのに、なんかイメージがずいぶん違う。嗅覚の変化?(汗)
第一印象は着物の防虫香(香木とか竜脳とかブレンドしてあるやつ)。
焚く前は焼香(だいたいは香木や数種の香料がブレンドされてる)的な甘さのあるスパイシーでウッディな香り。
焚いてみると焚く前ほど濃くならず、酸味と甘さと清涼感や苦味、樟脳っぽい刺激臭もあって複雑でおもしろい。
ただ、コーンだからか最終的に煙さがガツンとくるので、2回目はウォーマーで温めて使ったけど、焚く前のほうが好み。
良い匂いっていうよりクセになる香り。
ところで普通に考えて樹脂の化石は香らないとよなと、調べてみたら高温で燃やすと木を燃やしたようなにおいがしてソレに似せた香料もあるらしい。
もう少し調べると、香料としてアンバーといえばだいたいアンバーグリス(龍涎・マッコウクジラの結石(貴重))で、それに似せて作った香料(樹脂(半固形の安息香等)などをブレンドしたり、完全に合成香料だったり)を指してアンバーということもあるらしいんで、多分ソッチやろなー…と。
◇AUROSHIKHA AGARBATHIES CEDER(シダー)
マーブルパッケージ。
焚き始めは煙いと思ったけども、ボックス香立てに入れてしばらくすると精油とは違った趣ではあるけどシダーウッドアトラスっぽい微かな甘さのあるウッディに。
■COMA (コーマインセンス)タイ
竹の芯がある長いタイプの香。煙臭さを押さえる素材(らしい)からか、芯の部分がもろいこともある。香りはしっかりめ。柔らかめで黒いので少し触るだけで手が汚れる。安かったのでまとめ買いした。
◇PACIFIC COCONUT(パシフィックココナッツ)
名前通りのココナツぶり。
◇DARKCHERRY(ダークチェリー)
人工的フルーツ系。チェリー。
◇Super Black Love(スーパーブラックラブ)
におい付き消しゴムのような…少し甘くてベリー系、薄い赤紫の芳香剤っぽくもある。
◇Wild Berry(ワイルドベリー)
甘すぎないけど甘酸っぱいベリー。いちごの芳香剤っぽい。
◇GARDEN OF ROSES(ガーデン オブ ローゼス)
生薔薇っぽい香りも混ざって、お香なのにバラの芳香剤っぽい(褒)
◇LOVEROMANCE(ラブロマンス)
香水みたいなにおい。残り香はメンズのオーデコロンっぽい。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
◇キャンドル
安かったから一緒に買ったヤツ。
多分バニラ。買ってすぐは甘くていい香りやったけど、火をともすとロウソクのにおいと一緒にふんわり香る程度。
一回じゃ使いきらんから、消してつけてをしてたら香りが飛んでほとんどわからんように…。(余談)
■ Gonesh/ガーネッシュ アメリカ
竹の芯がある長いタイプの香。このタイプ(竹芯)にしては値段もそれなりでしっかりめで丁寧なつくり。合成香料のチカラ技が光ってる。火をつけた時に出る煙が黒い。黒いので気をつけないと汚れる。
◇EXTRA RICH JASMINE/(ジャスミン)◎
ジャスミンだと言われればジャスミンぽい香りが混ざってる気がするフローラル系。残り香はほんのり甘くてほのかにパウダリー。500円位。
◇EXTRA RICH VIOLET/(すみれ?)
ほんのり石鹸っぽい、微かに甘くパウダリーな香り。500円位。
◇Everyday JASMINE/(ジャスミン)
エクストラリッチの廉価版 400円位。
言われると廉価版ってカンジがするような…エクストラ版と同じ香料使ってるけど、キモチ弱い気がする…ような?
焚く前はいい香りやのに、焚くとソレに木が焼けるニオイが混じるのが残念。けど、トータルしてもいい香り。
◇CLASSIC No.2/(Oil and Spice)◎
華やかなフローラルが香るジャスミンに、ハニーのまろやかなスパイスが加わったスパイシーフローラルの香りです(説明書きより)
ミニスティック 30本500円位。
焚く前はスパイシーで甘酸っぱい。白い背景の前だと煙が黒っぽい。ジャスミンとハニーはあんまりわからないけども、温かくて甘くてやさしいスパイシーな香り。
◇CLASSIC No.10/(Herbs and Flowers)◎
ハーブと花々をイメージした香りはまるでフラワーマーケットを訪れたような、華やかで心地よい雰囲気/爽やかなハーブとオレンジフラワーの華やかな香り(説明書きより)
ミニスティック 30本500円位。
温かみがあってクセになる甘酸っぱさ。ほんのりパウダリー。
甘いハーブといえばそんな気がしないでもないし、なんとなくチープなフルーツ菓子(ガッツリ合成香料)っぽさも感じる気がする。
フラワーマーケットに行ってこの香りがしたらソレたぶん花じゃないナニカが売ってると思う。
◇CLASSIC No.4/Perfumes of Orchard and Vines
シリーズ人気No2。果樹園やワイン畑にそよぐ風をイメージした、ピーチやベリー、ブドウ等の爽やかをあわせもった甘くフルーティな香り(説明書きより)
ペーパーエアフレッシュナーを買ってコレのお香ってどんなんか気になったんで買ってみた。
焚く前はベリー系芳香剤。火をつけるとプラス煙なカンジでベリー系のお香、たまにイチゴチョコっぽくなる瞬間があっておもしろい。
紙とは違うけど、テイストとしては同じ(当然っちゃ当然)。
普段使わない系統のお香でハズレじゃなかったのはちょっと嬉しい。
◇CLASSIC No.14/Mystic Forest
神秘の森に立ちこめる自然のエネルギーをイメージした香り(説明書きより)
No2の甘酸っぱさに粉っぽさと日本のお線香が加わったカンジで落ち着く。
◇CLASSIC No.12/Green Mountains
木々に囲まれながら小さく咲く花々を想起させる、グリーンフローラルの爽やかな香り(説明書きより)
No8系の甘さにちょびっと洗剤足してから粉っぽくしたカンジ。残り香は洗剤っぽさが薄くなる。
2.10.12.14はベースが共通な気がする。
◇EXTRA RICH CHERRY BLOSSOM/コーン
春から初夏へと季節が変わるころ、赤い小さな実をつける桜の木。その甘酸っぱい木の実の香り(説明書きより)
よく見る三角錐ではなくて、なんか細長くて、ドゥープ(太い線香、チベットの線香に多いらしい)とコーンの間みたいな、どうせ先っぽ折れるやろ!なくしといたらええねん!と言わんばかりの三角錐もどきのコーンタイプ。
火がつきにくく消えやすい。他のお香なら燃え続けるようなちょっと空気が遮られるだけでも消えるからオープンで使ってる。
チャコールインセンス(主成分が木炭と樹粉とクレーと植物性接合剤と香料)なんで煙がほとんど出ない。燃えた後の灰が原型をとどめてる。
チェリーブロッサムっていったら桜やけど「木の実の香り」ってそれブロッサム(花)通り越してチェリー(果物)やん!結局どんなんやろ…と思ったら、チェリーですらなくフローラルでもない。ちょっと木の燃えカスみたいな、温かみのある、暖炉みたいな匂い(←オブラートにくるんで良い言い方したつもり)、焦げ臭いってほどでもないけど、いや、焦げ臭くないとも言いきれないけども、これチェリーブロッサムとか言われても全くわからん。
いや、桜どこいったん。桜チップってことか?スモークか?燻製か?
落ち着いた香りではあるんでくさいってわけでもない。良い香りってわけでもない。なんやこれ??
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↓試しにペーパーエアフレッシュナーを買ってみた↓
◇CLASSIC No.8/Sprig Mist
シリーズ人気No1.春の日の朝霧の中にたち込める空気をイメージし、みずみずしいフルーツのほのかな甘さを軽やかにアレンジ。ベリー系の甘みと酸味がトップに香ります(説明書きより)
袋から出してしばらくは子供用の咳止めシロップみたいな甘ったるくてうさんくさいフルーツ系で、数日すると落ち着いて匂いつき消しゴムくらいの甘さになった。
どっちにしてもフルーツ系の合成香料…多分お香だとまた違うカンジなんと違うかなーと。
春の朝霧にこんな空気が立ち込めてたらギャップがすごいと思う。
◇CLASSIC No.4/Perfumes of Orchard and Vines
シリーズ人気No2。果樹園やワイン畑にそよぐ風をイメージした、ピーチやベリー、ブドウ等の爽やかをあわせもった甘くフルーティな香り(説明書きより)
開けたてでしばらくはいちごみるく(果汁0%の乳飲料とかキャンディ)っぽい香り。落ち着いてくるとストロベリーチョコみたいな香り。コレのお香ってどんなんか気になる。
果樹園やワイン畑にこんな風がそよいでたら製菓工場が近いんだと思う。
◇EXTRA RICH JASMINE/(ジャスミン)
GONESHのジャスミンは、華やかさの中に謎めいたエキゾチック感をプラス。(説明書きより)
焚いてもいい香りだけども、火をつけないほうがさらに好みの香りだなーと思ってペーパーエアフレッシュナーを買ってみた。
お香と同じく、ジャスミンかっていうと違う気がするんだけども、甘さとパウダリー感がものすごい好みで大正解だった。
ただ、リニューアルしてデザインや形(四角からロータスロゴダイカットに)変更になったけど、ジャスミンのペーパー版はシリーズ入りできなかったっぽい…残念。
◇サンダルウッド
サンダルウッド(白檀)の香りをGONESH流にアレンジしより深みのあるウッディな仕上がりに(説明書きより)
酸味のある、インド香のチャンダンのようなウッディ系の香りだった。ちょい渋め。
◇ブラックスティンガー
ライムのキレのある爽やかさに、アンバー、ウッディの深く包み込む香りを合わせたフレッシュシトラスグリーンの香り。バーでカクテルを嗜むような、カッコイイ大人の雰囲気を漂わせる魅力的なフレグランス(説明書きより)
BLACK STINGERって何?黒い何?と思って調べたら、STINGER(刺す〜 皮肉 痛撃 カクテルの名前(ブランデーとミント))
説明からいくとカクテル+の複合が順当?
いやみのない、メンズシャンプーにありそうな、シトラスメインでちょっと色々混ぜてみた…みたいな香りだった。
ってことは…と思って汗臭い家族の部屋(部屋が臭いんじゃなく、帰ってきてすぐとか服とか…な?)につるしたら、見事にマスキングでマシになった。短期間やろけど、ごまかせるならそれでよし。
まあ、1週間ぐらいで柑橘感が薄れて、ムスクっぽい香りのほうが強くなったんで、マスキングの敗北は速かった。
■ MISTICKS/ミスティックス アメリカ
竹の芯がある長いタイプの香。火をつけた時に出る煙が黒い。黒いので気をつけないと汚れる。
◇Vorange(ボランジ)
フレッシュなオレンジとバニラをミックスした、ジューシーな香り(説明書きより)
オイル染み染み系。開けるとオレンジ系の香り。焚くとオレンジの焼き菓子(←合間にバニラがくるから)をイメージした芳香剤っぽい温かい香り。
焚いている間は濃いめでゴム臭一歩手前に香ることもあって喉がかゆくなるのでリピはない。
離れた場所で漂ったり、残り香は人工的ながらなかなか良い香りなんだけども。
パッケージに「和諧」とあるのは多分メリケンさんのアジアイメージかなと。(どういう意味かと調べたら、わかい=調和。中国語で社会主義和諧社会とかいう使い方をするとか出てきて…一気にイメージが(笑))
■ NANDI(ナンディ) インド
竹の芯がある長いタイプの香。火をつけた時に出る煙が黒い。黒いので気をつけないと汚れる。
◇Joy △
甘めでパウダリーな花の香り。あと芯が赤系。
焚いている間は少し尖りがあるので香水っぽくもあるけど、ごくごく微かにバニラっぽい甘さやスパイシーさが混じるインドっぽい独特の香り。
残り香は落ち着いたカンジだけど焚く前のほうが華やかな印象。
■ DARSHAN(ダルシャン) インド
竹の芯がある長いタイプの香。火をつけた時に出る煙が黒い。黒いので気をつけないと汚れる。
◇kanishka(カニシュカ)△
焚く前は酸味がある甘ったるい香りで独特のイイカンジ。あと芯がドピンク。
焚くと少し尖ったカンジになった。少し離れた場所で焚くと和らいでほんのりパウダリーに。あとカブトムシっぽいにおいが混じってる気がする(土の香り?)
残り香は少しくさみがあるような…プリンが混じったような甘さが少し勝つカンジ。
◇クローブ
焚く前はビミョウに甘くてスパイシーな、クローブような、樟脳の親戚かなーくらいの香り。
焚くと甘さが見え隠れする重めのスパイシーで、クローブっぽさはちゃんとわかる。かなり濃厚。
残り香が漢方薬っぽくておもしろい。
■ SAC(SANDES AGARBATHI CO サンデッシュ) インド
竹の芯がある長いタイプの香。火をつけた時に出る煙が黒い。黒いので気をつけないと汚れる。
◇カーマスートラ△
コーンタイプを買ってみたけど、インド香なんでこっちのくくりに入れとく。
クローブの香りで探したら出てきたんで買ってみた。パチュリとクローブの香りらしい。
焚く前は酸味と甘みと清涼感のあるハーブのような香り。
近くで焚くと多少甘みの気配があるけど煙いし、遠くだとスパイシーで年齢層高めのメンズ香水的っぽくなった。
煙くなけりゃいいのかと、ウォーマーで温めてもやっぱりメンズ香水ぽさは拭えない。
パチュリとクローブなら虫除けにならないかと和紙に包んで芳香剤代わりに置いてある。近くで嗅がんとわからんくらいの香りならイイカンジ。
◇ミュージック △
焚く前は酸味あり。焚くとフローラル系。
コインランドリーの前を通ると漂ってるにおいっぽい(糊とか柔軟剤?)
嫌いではないけども焚くと喉の奥がキュっとなる。
◇パチュリ △
焚く前は酸味あり。焚くとフローラル系。
コーン買ったらぺらい金属製香台ついてた。アルミ缶型抜きしたかな?くらいのペライやつ。
焚く前は甘さと酸み、同社のカーマスートラっぽさもある(あれもパチュリ…の合成香料?入ってる) 焚くと薄っすら煙くて渋め、木の温かさのある香り。…パチュリって草やで?最後にちょい甘がふわっとかぶさってくるけど、残り香は苦め。どういうことなんやろ。おもしろいからええけど。
■ BIC(ビック) インド
竹の芯がある長いタイプの香。火をつけた時に出る煙が黒い。黒いので気をつけないと汚れる。
◇サンダルウッド
コーンタイプを買ってみたけど、インド香なんでこっちのくくりに入れとく。
焚く前は酸味のあるウッディ、焚くとメンズ香水的で濃い。
コーンはキモチ大きめ。底辺が斜めだったりして固定に気を使う。
パッケージがドピンク。通称が「赤ピカ」らしい。
■ SITAL(シタル) インド
竹の芯がある長いタイプの香。火をつけた時に出る煙が黒い。黒いので気をつけないと汚れる。
◇スィートバジル △
フレッシュバジルみたいな甘い香りを期待したんやけども、かろうじてドライバジルの香りがするような気がするスパイシーさが…くらいのバジル感。
焚くと少し甘みが立って、ほんのり清涼感もある優しめスパイシー。うっすら苦味があってタバコっぽいカンジもする。
■ TULASI(トゥラシ(SarathiPerfumeryWorks/サラチ)) インド
竹の芯がある長いタイプの香。火をつけた時に出る煙が黒い。黒いので気をつけないと汚れる。
芯が赤系(マサラタイプは黄色?)HEMと比べると煙も香りも控えめな気がする。その割には残り香はしっかりめ。
◇ナグチャンパ
サティヤのナグチャンパを少しだけ薄くしたような香りで、同じくマサラタイプ(マサラ=香辛料で、お香の場合は表面に粉を塗したようになっている)
焦がし砂糖のような甘さと香木のシャープさと花と石鹸の香り?
安売りで多めに買ったけども、使い切れそうな程度には好みの香り。
◇サンダルウッド△
焚く前はメンズシャンプーみたいな香り。同社チャンダンをさらに薄めたカンジ。
ウッディだけどもほんのり甘みがあるようなないような。
他のサンダル系より薄から比較的マシ。
◇グリーンティ
ちょっと柑橘っぽさもあるグリーン系。淹れたお茶よりは、茶香炉とかで茶葉を温めたカンジの香り。
さわやかな香りの中にものすごいわずかな甘さと、「緑茶っぽいかも」くらいの緑茶感。
エリザ○スアーデンの緑茶をイメージした香水をものすごくシンプルにしたカンジにも思える。
甘いのばっかで飽きないように、(甘いお香の気分じゃない時…すんごい稀にあることはある)気分を変える時用に焚く。
◇ロータス
焚く前はキツい。
少し酸味があって甘さ控えめな花の香り。パウダリー感はあって上品だけど濃い。
どっかで嗅いだことあるからロータスの香りっていわれればコレなんかなー?不評なので除外。
◇チャンダン
焚く前はキツい。
HEMのプレシャスチャンダンの優しい版みたいな香り。
スパイシーすぎない苦味と温かみのあるウッディ系。残り香は薄まって程よい香り。
◇バニラ
近くで嗅ぐと焦げ臭いバニラ。全体に広がると程よくまろやかで、甘さ控えめのバニラクリーム(ケーキとかに添えてある甘くないクリームみたいなん)っぽい香りに。
最後まで焦げ臭さがつきまとうけども、残り香は落ち着いてまとまる。
◇クローブ
ウッディっぽいけどクローブっぽさはかなり弱い。トゥラシ独特の焦げ臭さもある。
◇ムーン ◎
群青の空に青みがかった三日月と星の優しげなイラストのパッケージ。
香りはさらに優しいカンジな気がする。
焚く前はハンドクリームみたいなもったりしたフローラル系、焚くと少し軽くなって、なんとなくシナモンが混じったような、微かにパウダリーな優しい花の香りになった。
残り香はまたもったり感が戻ってくる(ちょっと残念)。
◇サン◎
パッケージの太陽多すぎる。お香のイメージに合う絵本みたいでかわいいイラストやけども。
焚く前は酸い。同社ムーンと基本が似てるので対っぽさが好い。
さっぱりしつつ粉っぽい甘さもあって、うっすいサンダルウッドやシナモンが混ざってるようなないような、お香らしく鄙びたカンジがするような…物足りなくてなんともはっきりしないんだけども、あったかい陽だまりみたいなのんびりしたイメージで、いい香りというより落ち着く香り。
ベビーパウダーをすんごい薄くしてちょこちょこ足したカンジの香りでもある。
もう一本焚こうかと思える物足りなさが逆にイイカンジ。
あと、残り香が薄くなるとやきいもっぽい。
■ MAROMA(マロマ) インド
竹の芯がある長いタイプの香。火をつけた時に出る煙が黒い。黒いので気をつけないと汚れる。
100%天然エッセンシャルオイルを含む香りづけがされていて(割高)、KALKIシリーズは瞑想やヨガなど精神統一向けの香りがコンセプトらしい。
◇KALKI ABUNDANCE (カルキ アバンダンス裕福な心) 10本
オレンジ・ステイラックスレジン(エゴノキの樹脂)・クローブ配合
焚く前はオレンジポマンダー的な香りで、焚くとクローブと陳皮の香りに。
焚く前の香りが好きだけども、虫除け代わりに焚いとく。
◇KALKI CLARITY (カルキ クラリティ明快な光) 10本
ジャスミン・プチグレン( ビターオレンジの枝葉)・シナモン配合
ジャスミンはよくわからんけども、シナモンはなんとなく。
主体は干して砕いたオレンジの皮みたいな、甘さ控えめで爽やかすぎない柑橘系の香り
■ LIBERTY'S インド
竹の芯がある長いタイプの香。火をつけた時に出る煙が黒い。黒いので気をつけないと汚れる。
◇ベンゾイン(スクエアパック)
ベンゾインはバニラに似た甘い香りらしいんやけども…?
甘さもなくはないけど濃いめの樹脂系なカンジ。キモチ粉っぽい気がしないでもない。
■ flute インド
竹の芯がある長いタイプの香。火をつけた時に出る煙が黒い。黒いので気をつけないと汚れる。
◇バジル
ドライバジルっぽさがなくもないスパイシーでむあっとした香り。
焚くと温かみと苦みとほんのり甘みのあるハーブ系のお香の香りに。
◇グレープ
焚く前は匂い付き消しゴム的な合成香料のぶどうの香り。焚くと温かみと酸味がプラスされる。
■ Simran社 インド
竹の芯がある長いタイプの香。火をつけた時に出る煙が黒い。黒いので気をつけないと汚れる。
調査機関で成分分析を行って有害物質が含まれているかどうか成分表をのせて販売しているらしい
◇ココナッツ
酸化油みたいな古い口紅みたいな匂いがして、焚いてみたらちょっと煙くて、めっちゃ探したらココナッツっぽさがある気がしないでもない?みたいな。
■ 番外 香立て
香立て(インセンスホルダーともいうらしい…(長))
基本、自室の棚(腰より少し上くらいの高さ)の上で安定した部分に延焼被害がないようにスペースを空けた定位置で焚いている。
日本製のは、金属のトレイの上に蓋ナシの香炉(念のため二段構えで防火)+線香についてきた小さい香立て(付属品でもそれなりにしっかりした物が多い)と、特に気に入ってるヤツは金属製の香炉(梟・スライム型(誤))を気分で使い分ける。
長いの(インド香などの竹芯香/竹線香)は、3種類を使い分け。
◇平型(ヘラ型?)
木製で、片側の(スノーボードみたいに)反ってる部分に空いた穴に挿して斜めに香を固定して使うタイプ。
開放型なんで灰をこぼしたり煙の調節が効かないけども、ペラいから掃除も片付けも簡単。
手持ちはシンプルな木製とソーブストーンっぽい石を貼り合せたベージュのボーンモザイク
数年使ってきたけど最近は箱型を愛用してるんで、自室以外で焚く時に使ってる(使い終わったらすぐしまえるから便利っちゃ便利)
or
◇自作の箱型
ヘボいがんばって作った手作り感溢れ過ぎる一品。蓋にあけた穴が小さいのでモノによっては閉めて使うと消えるけど、蓋の開閉具合で煙の調節がききやすい。
蓋にヤニがぺっとり残る。毎回拭くけど、香りと一緒に染み込む。
そんなわけで、モノによっては微妙な香りが交じり合って本来の香りじゃなくなることがある。けど、そういう繊細なのは平型と使い分ければいいさ!
or
◇インド産の箱型
香と抱き合わせ販売で三掛け以下だったからつい買った。(安いのには理由がある→蓋にヒビが入ってた(使用には問題ない)。全部がこんなんじゃないハズ)
売り出し当初は箱のバラバラ事件が発生したらしく、補強してありますって注意書きがあった。
シーシャムウッド(紫檀)製でちょっと暗めの木の色がカッコイイ。表側面に象の真鍮がいくつかはめ込んであって、インドっぽい(プレートには色んなverがある)
作りは荒い。細工や空気穴、内側はササクレ多し。外はヤスリか塗装かでスベスベなんで気を付ければ問題なし。
サイドに竹芯香を突き刺す穴があって、コーン用の金属(真鍮?)の皿っぽいのが中に一体化してる万能型。
オサレっぽく、灰がこぼれにくいし、下に隠しみたいにして香をしまえるスペースがある。
空気穴が大きめなので煙の調節はきかないから、煙が少なめで香りの調節がいらない大好きな香り用で使ってる。
やっぱり蓋にヤニがべっとり残るけど、もうソレはソレで諦めて使う。部屋にヤニが着くのが少し減ったと思えばいいさ!
使ったコトないけども、他にも舟型とか解放式の箱型(ミニチュア浴槽みたいなん)とか、タワー型(縦型)とか、ガラス製とか、色々あるらしい
■ 余談 (ちょっと長めなんで下に持ってきた)
◇好み順・竹芯香ベスト5(※海外製のみ 日本製の竹芯香は持ってないから除外。)
No1 アーモンド(HEM)
アーモンド食べるの苦手なのにアーモンド香が一位とか(笑)
ナッツのアーモンドの香りはほとんどせず(探したらそんな気がするレベルでは薫る)、杏仁豆腐のような甘酸っぱくて独特の香りがするのがポイント。
No2 CLASSIC No.2(Gonesh)
パウダリーで甘さと酸味の程よさが同系列で同じくらいツボなんでNo10と同じくらいすき。
No3 CLASSIC No.10(Gonesh)
パウダリーで甘さと酸味の程よさが同系列で同じくらいツボなんでNo2と同じくらいすき。
No4 SUN (Tulasi)
HEMのSUNもMOONも合わずに気分が悪くなるので期待してなかった分、お試しで買ってみたトゥラシの優しい香りがグっときた(TulasiMOONもなかなかいい香り)。
HEMと比べてあまり流通してへんみたいやから、念の為まとめ買いしといたくらい好み。
No5 ナグチャンパ(SATYA)
結構強い香りなんでごくごくたまーに焚くレベルだけども、砂糖を焦がしたような甘い香りが混じったサンダルウッドその他諸々のバランスがイイカンジ。
ただ、その時の状態(湿度とか?)によってはメンズコロンぽくなるのが残念。
◇結局は日本のお香が好きだけども
香料が強いから負けてはないし、それはそれで味があるんやけど、比べたら日本のお香のほうがやっぱり好みで落ち着く…って大前提で
それはそれとして、竹芯香がほとんどなんで、木や竹の芯が燃えるものはどうしても焦げ臭かったりする。
コーンやったらそうでもないかっていうと、やっぱり煙が多いし人工香料全開(安いお香は合成香料メイン)で煙も相変わらず本気出してくる。
こう…悪くはないけど、なんかこうもうちょっと……と思って使ってると、多少ひねりを入れたくなる。
芳香剤代わりに、普通にスティックを瓶に挿して置いとくとか、火をつけずに温めて香らせるとか。
使い方を変えると飽きがこなくて楽しい。
逆説的にいうと、工夫しないと飽きる(好みの問題)でもたまに使いたいこの矛盾、ナー。
◇共焚き(合せ焚き?)
インド香を二種類から複数本一緒に焚くやり方あると聞いて、試してみた。
香合わせとか、日本でもあるしソレはソレで楽しそうやなと。
まず、基本煙が多くて2本焚いたら煙の量も2倍になってすごいことになる。
そこらへんはボックスタイプの香立て等で煙の量を調節。
最初は自分で組み合わせてみたり、ネット上でオススメを探して試したりして楽しかったんやけど、肝心の香りはイマヒトツ。
イマヒトツのヤツをどうにかしよう路線とか、好きなもんを組み合わせ路線とか、色んな種類試してはみたけども、コレって香りにはならず。
結局組み合わせたからって格段に好みになるって程でもない。
気分で組み合わせるのは楽しいけど、単品のほうが好みやと気づくまで結構かかった。
◇インド香保存余談
インド香系の「オイルをしみ込ませたタイプのお香」は保存に要注意。
ポリとかプラとかアクリルとかの容器にむき出しでしまおうとしたら、ほぼ100%っていっていいくらい容器が溶ける。中途半端に溶けてくっつく。
むき出しで置いとくと、家具のニスが溶ける、オイルが染み出して、無防備な面ならシミにもなる。紙とか布とか白木とか。
(オイル系は合成香料の香りでわかりやすいねんけど、新聞紙とかの上にむき出してぽいっと置いとくと、時間経過で紙にオイルが染みてくるから見分けはしやすい)
ガラスやと平気やねんけど、インド香とかの竹芯香は長いんでなかなかいい容器がみつからんし、数が多いからいちいち分けてたらキリがない。
なんで、割り切って、ヘキサゴンやボール紙の箱開けたら(※オイルが外に染みるから中袋は外さない)箱ごとお香置き場に置いてある。
念のために、下に染みたりせんようトレイの上に乗せてはいるけども、箱の中の内袋があればだいたい大丈夫。
未使用の分は冷凍保存袋とかのジップタイプの袋に乾燥材と一緒に入れて引き出しの中に。
◇白檀とサンダルウッド余談
白檀のお香が好きだから、サンダルウッドのインド香を買ってみたら、好みと合わんかった。
その品が合わないのかと違う種類違うメーカーの物も試してみたけども、あんまり合わんかった。
すっっっっっごく薄めたらイイカンジやけど、個人的には濃すぎる。
でも、薄まって(残り香がうっっっっっすくなって)からも、求めてた白檀の香りとはなんか違う。
両方同じモンやからそんなはずないと思い込もうとするけども、違うモンは違うし合わんモンは合わんという結論が出た。
白檀とサンダルウッドって同じモンやのに。
調べなおしてみた。
白檀(ビャクダン)は 香木の原料となる半寄生の熱帯性常緑樹。
乱獲されすぎてインド政府が白檀の伐採制限をかけるくらい人気があって希少。
精油の香り成分はサンタロールで、インドのマイソール地方産白檀(老山白檀)が最高品質らしい。
英語:でsandalwood(サンダルウッド)、サンスクリット語でチャンダナ、ヒンディ語でチャンダン。
つまり、サンダルウッドもチャンダンも白檀も同じで間違いない、でもお香の香りが違う。
「林檎 と アップル」とかの、多少違ってもニュアンス程度とかいうレベルを超えたふり幅。
どっちもウッディだけども、日本のお線香でよく嗅ぐ白檀のわずかに甘さのある香りと、インド香に使われてるどっしりしたウッディなメンズ香水っぽいサンダルウッドの香りじゃふり幅が大きすぎる。
(ちなみに、チャンダンとサンダルウッドも系統は同じでもお香はやっぱり同じような香りではない)
和の香り(イメージ:寺社仏閣〜旅館的な侘び寂び抹香系)とインドの香り(イメージ:アジアン雑貨店の匂いもしくはカレー)の差があるとはいっても……。
もしかして、自分が基準としてるお線香の白檀が「アレンジされたもの」で、サンダルウッドのインド香のほうがスタンダードなんかと、香木片を買って試してみることにした。
安物だったから香らなかったってコトにならんように、老山白檀を選ぶ。
香木片そのままで香りはするねんけど(昔持ってた白檀の扇子と同じ香りで、甘くない白檀)、空薫(そらだき)して温めるとさらに香りが立つ。
(ちなみに、燃やしたら木が燃えるにおいがプラスされて少し苦くなる)
でも、なんていうか……ビミョウ。
期待してたほど甘くはないし、頭痛がする程濃くもない。
どっちかっていうとサンダルウッド(メンズテイストなウッディ感)、しばらくすると木を温めた時のいい香りに微かに甘さを足したような香りに。
お香は所詮香料で、天然ものとは違うってコトなんやろか……。
結論としては、そんなにお線香(日本テイストの白檀)が好きなら、インドに求めず最初から日本製を選べばいいってコトに。
◇湿気たコーン
コーンタイプのお香(ナグチャンパ)が湿気て途中で消えるようになってもた。
一応コルク蓋のガラス瓶で保存してたんやけど、まぁ…安いコルクはスッカスカやろから空気通し放題やったんかもしらん。
天日干しとか電子レンジで乾かすとかできるらしいけど、どっちもなぁ…天日干しは外で香りが一緒に飛ぶやろし、レンジにお香の匂いが染み付くとかどうかと思うし…(汗)
『一旦軽く湿らせてよく拭いてから焚く』を試してみたけども効果ナシ。
まぁ、湿気たのをさらに湿気させたら消えるわなぁ…。
(前述のは新品でオイルが落ち着いてないとかの湿気とは別原因の時にいいらしい)
なんで、どうせ香りが飛ぶなら傍で飛ばしたらええやんか!的な勢いでアロマポット(アロマバーナー・オイルウォーマー?)に乗せて焚いてみた。
空焚きになるから火は小さめにして(火を強くするとポットが傷む&お香が下から燃える)、じんわり温めてるからじわじわ香りが立ってコレはコレでエエカンジ。
しっかり乾いたところで、香皿に移して火をつけたら初期の煙たさが戻ってきた。
コーンは一気に焚けてまうから煙いんよなー(汗)
で、まぁわかってはいたけども、ポットで温めた分香りが飛ぶから、それから焚いたらちょっと劣化した香りが広がると…。
一番大事な甘さが最初に飛んでまうん…しょんぼりやし。
部屋が燻される勢いの煙は、小さい空気穴を多めにあけた蓋をかぶせて(火気注意)ワンクッション置けば減らせるんやけど、香りの劣化はな〜……。
そんなわけで、湿気たコーン香は温めた後でもお香自体はめちゃめちゃええ匂いやから(モノにもよるやろけど)、ポットで香り飛ばしたら焚かずに置いとこう。
んで、たまに嗅ごう(笑)
◇アロマキャンドル余談
アロマキャンドルを一個持ってるけど、最初は強かった香りも何度かに分けて使ってると熱で飛んで弱くなる。
(高モンは使ったことないからわからんけども)
てなわけで、香りが弱くなったらアロマオイルを足して使ってマス。
1回全部溶かして香料足して固めなおしてもええけど、一気に使いきらん以上どうせまた香りは飛ぶやろから、そんならいっそ使う時に入れたほうがええやろし。
使うのは精油100%のエッセンシャルオイル(100%油やから親和性的にダイジョブやろと)。
ロウに直接入れても香りはするけど(芯に直撃はさすがにやめといたほうがいい)、ガラスの容器(最初から付いてたやつ使用)の縁(内側)に垂らして温めるほうが香りが立ってエエカンジ。
(キャンドルやからロウのニオイはどうしても混じるけど、それも踏まえてアロマキャンドルなんやろし。)
直接火に当たらんかったら合成香料もいけると思うけど、少なくともバニラエッセンス(料理用)はイマイチやった(笑)
まあ、そんだけしてもやっぱり他の香りモノ(香やアロマポット)と比べたら弱いんやけどね。
基本強い香りモノばっかり使ってるからたまにはふんわりさせるのもええかなと。
お香全般秋冬が使いやすいけど、キャンドルは火ぃつけてるから視覚的に暖かいんで、さらに冬向き。
あと、消す時はピンセットとかで芯を溶けたロウの中に倒して、消えたのを確認してから芯を起こしておくとあの吹き消した時のニオイもほとんどせーへんし、次につける時もつきがいいっぽい。(知ってからやってみた時の目からウロコ感がすごかった)
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