.
| お 香 メ モ
自 分 用 の 覚 書 & 個 人 的 な 使 用 感
|
■カテゴリー
表 紙
魚話
鳥漫画
真実
■覚書
|
・短 寸 よく見かける通常サイズ
・ミニ寸 短寸の半分くらい
・長 寸 寺社仏閣用読経時間対応の長い物
・渦巻き 長時間用
・バラ詰め 束(紙等でひと巻き一把にしてる)ではなく、箱にそのまま(バラで)入ってる
|
|
k o k k a の お 膝 元
|
|
.
|
|
系統と傾向と覚書 |
温かみのある重めの甘ったるさが好み。甘いのが苦手なひとには苦行。
窓開けたり換気扇に頼ると香害の可能性があるから気をつける。室内は当然ヤニやススで汚れるので掃除注意。
いずれにしろ火気注意。
(◎=リピート買い)
|
|
メーカ別見出し |
(ページ内リンク)
日本香堂 松栄堂
梅栄堂 薫寿堂
大発 カメヤマ
尚林堂
奥野晴明堂 悠々庵
丸叶むらた 精華堂
薫明堂 大香
THERA
番外 香立て
余談
|
■ 日本香堂
◇NK bees in love
廃番してしまった。ミニ寸。
石鹸ぽいのにパウダリーでかすかに甘い 甘さはハチミツ系。
◇香水香 花の花 (バラ・ユリ・スミレ)
ミニ寸。千円以下。
甘い系で焚いてる間はまったりしていて、ちょっと独特な複雑さもありつつ濃い。残り香が好み。
◇特製香水香 花の花 (バラ・ユリ・スミレ)
サンプル(各種1本のミニ寸が計3本)を100円くらい
(通常サイズはケース入り 香立てつき ミニ寸30本入りで二千円くらい)
甘い系で焚いてる間はまったりしていて濃い。残り香が好み。
パッケージがリニューアルして、昔のレトロなイラストと比べて随分と柔らかく華やかでかわいらしさもある外装になってる。
焚き比べてないからわからんけども、系統(パウダリーで甘さのあるフローラルウッディ)は無印と同じっぽい。
(正直、無印と特製の差がイマイチわからへん……値段が違うから濃さが違うとか?)
◇かゆらぎ 藤
40本。木箱(外装は紙)入り。香立てつき。千円位。
つややかで品のあるパウダリックフローラルの香り(説明書きより)
ラメ入り。残り香がしっかりしている。
ものすごく濃いベビーパウダーのような香りで、慣れるまでキツい。
パウダリックではあるものの、どちらかといえばフリージアのようにスパイシーなフローラル系。
値段相応のしっかりした香り。
ちなみにおまけでもらった薔薇と白檀も香り強い。
薔薇:フルーティー系のバラの香料にパウダリーさを混ぜたみたいな香り。残り香もかゆらぎらしく濃いなーっていう持続力がある。
白檀:香木系の白檀を濃くしたような香り。甘さは控えめやけど、サンダルウッドほど酸味が強いわけでもない。
・蜜柑
焚く前は柑橘系入浴剤っぽい香り。焚くとかなり落ち着いた柑橘っぽさがある沈香系
ミカンの皮を長い事天日干ししてフレッシュさ飛んで行ったカンジの柑橘がありやなしやのレベルで。
蜜柑っぽいカンジのかわいさとか甘さはほぼわからん渋さがある。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
◇銘香 芝山
仏事用。サンプル。(定価は230gで1500円くらい)
芝桜のはんなりとした風情を漂わせる白檀とフローラル(説明書きより)
煙の少ないタイプ。(気のせいか、)普段使いの仏事用線香よりワンランク上なカンジの上品で優しい香り。
■ 松栄堂
◇六種 花世界◎
ミニ寸。もらい物。
甘い系。
木箱に入っていた中の小箱をいくつかもらった。
(オーキッド(蘭?)とローズとバイオレットとプラム)
同じものがないか探したが同種がないので昔の贈答品系かも。
◇花世界 エコー◎
ミニ寸。20本×3種類+簡易香立て。1500円位。
甘みのある香水香。
ラベンダー(紫)・バイオレット(黄)・サンダルウッド(緑)
紫:パウダリーな甘さとかすかな苦味。残り香がラベンダー…?
黄:甘くてパウダリー。ベビーパウダー系の優しい甘さ。
緑:甘い白檀でパウダリー。まったりした薫り。
上記(六種花世界)を探す過程で発見。名前が似ているので後続品??
昔買った記憶があるので、好みの匂いはあまり変わっていないことを確認。
◇花世界 ゴールド
コーン3種×12個と簡易香台つきで千円ちょい。
甘みのある香水香。
コーンタイプなんで一気に香りが広がる。(ひとつの量が違う(コーンひとつでスティック2本分位?)し、スティックは20分〜15分程度だけど、コーンタイプはそれより5分程度は燃焼時間が短い)
パイン(牡丹色)・バイオレット(茶色)・ジャスミン(緑色)
パイン(松):花世界の甘いベースに極わずかなウッディ?ダフ系の煙さ(普通のお線香)もちょっと。消えてすぐは少し煙いけど残り香は○
バイオレット:明るいレンガ色 濃いめパウダリーいかにも花世界って感じの甘い香水香。エコー版よりちょっと柔らかい?充分濃いから誤差の範囲かな。
ジャスミン :控えめにジャスミンっぽさのある花世界の甘くてパウダリーな香水香。
花世界シリーズ(エコーをリピ買いしてる)の別のも試してみたくなって買ってみた。
焚き比べないとわからない程度に、ゴールドには香りに少し尖りがある(エコーは少しまろやか)
◇花世界 ローヤル
コーン3種×12個と簡易香台つきで2千円ちょい。
甘みのある香水香。
ローズ パウダリーで甘さもあるローズ系フローラル、華やかさがある…気がする。
サンダル 甘さとパウダリーさのあるうっとりする白檀の香り
ジャスミン パウダリーで甘さもあるフローラル系 ジャスミンっぽさはわからんけどいい香り。
焚き比べないとわからない程度に、エコーやゴールドより濃いのに上品な甘さが上乗せされてる…気がする。
花世界には
・ゴールド(パイン(松)・バイオレット・ジャスミン )
・エコー(ラベンダー・バイオレット・サンダルウッド)
・ローヤル(ジャスミン・ローズ・サンダルウッド)
・ブーケ(サンダルウッド(スター)・ローズ(ローヤル)・ラベンダー(エコー))※花世界の中の人気の香り3種
・スター(ジャスミン・バイオレット・サンダルウッド)
の数種類あって、値段違うのに組み合わせが一部かぶってるのもある
けども、そもそも色が違ったりするし、松栄堂のサイトにも「◎×(シリーズ)にも▽◇(〜の香り)がありますが、香りは異なります」って表記されてるから同じではないらしい。どう違うんかは書いてへんかった。
◇京五彩(きょうごさい)
ミニ寸(五種アソート。堀川inは廃番)千円位。
「二条/伝統的な香りに華やかさ・堀川/白檀の甘みを強調したまろやかな香り・元禄/香木の豊かな芳香・室町/落ち着きのある荘厳な香り・天平/気品の高い和の香り」(説明書きより)
天平:オーソドックスな線香のゴージャス版
室町:漢方薬の匂い(元禄より重め)薬草風呂のにおい。
元禄:漢方薬の匂い(室町より少し軽い)
堀川:スパイシーでほんのり甘い。濃厚。
二条:オーソドックスな線香の匂いに甘みと香水系プラス
◇銘香 法輪 堀川◎
「白檀の甘みを強調したまろやかな香り」(説明書きより)
ミニ寸。80本+簡易香立て。3千円位
スパイシーな甘さ。焚いている間は寺社仏閣風。
残り香が長くもつ。数日後に薫ったりもする。
期待した甘さじゃなかったのに、2本目から残り香が吃驚するくらいクセになった。
これで白檀が好きだと自覚した。
でも白檀だから「線香の匂いがする…」と言われる可能性大。
ちなみに、原材料の関係で値段が跳ね上がった。(前が良心的すぎたのかも)
◇銘香 法輪 白川
「白檀の香りがふわりと広がりすっきりとした残り香」(説明書きより)
ミニ寸。試供品でもらった。
堀川の甘みを控えて少しすっきりさせた馨り。
◇薫路(くんろ)アソート
ミニ寸 5種各5本(25本) 簡易香立付 1320円
「旅先で出会った風景や人、音や光……そこで過ごした豊かな時間を香りとともに思い出すひととき」(説明書きより)
宵詩 ヨイノウタ:静かな雨音宵に香る/香木の香り/鉄納戸(暗めで青み強めの青緑)
苦みの奥にほんのり甘さのうっすい漢方薬草っぽさもある香木系 白檀も沈香も色々ミックス?渋くて上品な落ち着いた香り
想月ソウゲツ:ほのかな月灯り香る梅/こく甘さ香木の香り/灰緑
苦みのある薄い漢方っぽさのある香木系、渋くて温かみのある上品な香り
草奏ソウソウ:光る樹々爽やかに香る/木々や草の香り/桑茶(くすんだ黄色っぽい茶色)
苦みのある落ち着く香り 一瞬微かな柑橘の香りがするようなしないような
雪柳ユキヤナギ:踊る花びら華やぐ季節/甘く清楚な花の香り/鴇浅葱(ときあさぎ やや灰色がかったモーブピンク)
苦みと温かみと甘さのあるパウダリーな重めフローラル系
なんとなくミュグレーのエンジェル(香水)っぽさがあるんでパチュリ(パチョリ/霍香(かっこう) )使ってるんかな?
花圃カホ:花の園たたえる気品/白檀ベースみずしい香り/紅赤
焚く前に嗅いだらクラっとするほど濃厚。パチュリっぽい苦みと、甘さとパウダリー感があるんで、こっちもミュグレーのエンジェル(香水)っぽさが。
かなり温かみの強い香りなんで冬向き。残り香に何故かチョコレート感があってエンジェルよりエンジェル(混乱)
お試しセットではあるけど、ちょっとしたお土産とかにもなりそうなカッティングの厚紙パッケージ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
◇のきば◎
「軒の端に咲く梅の香にも似て白檀のやさしい香り」(説明書きより)
細めの京線香。1500円強(バラ詰大)。仏事用に購入。
焚く前は白檀の甘みが強くて、軽くすっとした香りがする。火をつけると少し煙くて(微煙タイプじゃないので普通の量ではある)寺っぽさアリ。焚く前と香調の割合が逆転して爽やかさが先にくる。遠くで漂うor残り香は優しい香り。独特のクセがある。
同じのきばでも箱によって色が違うのが不思議(緑が濃かったり、淡かったりする)。
開けたてのほうが煙い気がする。
◇京桜 M
「白檀系の香りの中に春ならではの桜の風情がたなびきます」パッケージが牛乳パック再生素材(Mケース)のお試しサイズ」(説明書きより)
細めの京線香。約90g千円くらい。
薄めの薬湯的なスッキリ漢方系。つまり苦い。桜の風情とかよくわからない。
苦めのキリっとした香りのむこうに、ごくわずかな白檀の甘みがなくもないような…。
ただ、甘くないとわかった上でなら、渋めの白檀で落ち着く香り。
蓋と一体型の箱で開閉しやすい。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
◇特選塗香
こくのある甘い香り。白檀・丁子・桂皮・竜脳などを主な原料として、清涼感のある香り。
塗香は、本尊に供えたり修行者が身体に塗ったりして身を清め邪気を近づけないために用いるお香です。一般にも写経を行う際に用いられます。(説明書きより)
粉。15g1350円。
一番甘いと聞いててずっと気になってたんをやっと買ってみた。
精神統一とかお清めとかは気の持ちようやけど、お線香とかに火をつけて焚く代わりに、火をつけずに肌につけるタイプのお香みたいなもん。
きめ細かい褐色の粉。
仁丹とカラメルを混ぜたような香りで、温まるとカラメル要素が強くなって物凄くわずかに正露丸っぽい(笑)。
■ 梅栄堂
◇風水香#343 金運アップの香り
ハチミツ&バニラ
ミニ寸20本+細長い木の葉型の香立て。800円位。
ハチミツにバニラを少し足した香りで、IMAGINのHoneyを少し重くした感じ。
煙ひかえめタイプだからか、残り香は弱め。
◇IMAGIN #399 Honey
蜂蜜の香り。
40本で600円位。
焚いている間中メープルシロップのような優しい甘さと香ばしさが漂う。
煙ひかえめタイプだからか、残り香は弱め。
文々香(同メーカーの蜂蜜の薫りの線香)とどう違うのか気になる(買う予定なし)
◇香 Cinnamon (IMAGIN #529 香)
シナモンの香り 桂皮、白檀、丁子、龍脳や他の天然香料など伝統的な配合(説明書きより)
40本で500円位。
シナモンの香りってトコだけ見て買ってみたら、しっかり漢方薬(少し香ばしい)寺社仏閣風の香り。
有煙タイプで薫りはしっかりめ。嫌いじゃないけど、焚いていると頭がぼーっとした…(汗)
◇好文木
白檀、桂皮、龍脳をはじめとする天然香料をふんだんに使用した逸品です。100年前に誕生したお線香。残り香はくどくない甘さ。商品名の由来は、中国の故事により「文を好む平和の花」として讃え命名された梅の美称。白檀、桂皮をはじめとする天然香料をふんだんに使用(説明書きより)
2把/にわ(15g×2) 500円くらい。
焚く前は控えめで甘さのある白檀ブレンドのお線香な香り、何故か昔の口紅みたいな香りが混ざってるけど。
煙くはないけども、煙の向こうに白檀(と桂皮?)なカンジの落ち着く寺社仏閣系。
昔ながらのお線香っぽさもあるっちゃある。
残り香でまた控えめな甘さが少し戻ってくる気がする。
◇AKIKO マーガレット
ショートスティック20本 定価不明。
セールで買ったけど、公式にももう載ってないから多分廃盤なんやと思う。
・マーガレット
マーガレットって良い香りではない(臭いって説もある)らしいけども、じゃあお香のマーガレットってどんなんなんかと!
(実物を嗅いだことあるんは、花の蜜と草っぽいカンジ。品種改良された良い香りのマーガレットってのもあるっちゃあるらしいけど関係はなさそう)
萌黄色の太めの線香。
焚く前は甘めのパウダリー。
焚くと、程よく上品に甘めのパウダリーとフローラル。しいて言うならフローラルのほうが強くはなる。
このフローラルがマーガレットなんかな…?っぽい気がするかも…?くらいのイメージ系
・水仙
シリーズのマーガレットが気に入ったんで他のも安くなった時に買ってみた
太めで色は青朽葉。
やっぱりベースが甘めのパウダリーで、そこにスイセンの少し尖った香りがほんの少し足してあるカンジ。
焚く前のほうが甘くてパウダリー。焚くと尖りフローラルが包み込んでくる。
・ガーベラ
モーヴピンク
焚く前は甘くてパウダリー。焚くと酸みとフローラルが覆いかぶさってくる香り。
ガーベラってそんないい香りちゃうかったよなぁ…そもそもほぼ香りナシちゃうかったっけ?
ここまでくるともう完全にイメージ先行で実物は二の次くらいの調香してるシリーズなんやと納得し始めた。
・トルコキキョウ
エメラルドグリーン
焚く前は少しフローラルで甘くてパウダリー、焚くと凛としたフローラルが包み込む香り。
トルコギキョウって(同上)
■ 薫寿堂
◇トロイメライ 桐箱スティック ラベンダー
品質を保つ桐箱入りのミニスティック香。天然フラボノイドの効果で、気になるニオイを消臭しながら良い香り(説明書きより)
ミニ寸30本で600円位。
シンプルな小さい木箱。
ラベンダーっぽい香り。消臭効果は…ある気がする。
◇トロイメライ ST ボトル ガーデニア
天然フラボノイド配合(説明書きより)
ミニ寸30本で700円位のをセールで買った。
こちらは筒状のプラ容器入り。
(サイトを見ると違う香りの説明が表示されてたけど多分誤植か何かだと)
ガーデニアといえばクチナシだと思って買ったら、花の香りではあるけど…んー?という雰囲気。
消臭効果は…ある気がする。
◇花かおりスリム(微煙) 梅
早春の梅園をイメージした梅の花の香り 天然消臭成分フラボノイドを配合(説明書きより)
40g(約100本)500円くらい。
甘さは控えめな甘酸っぱさが梅っぽい…気がする香り。
消臭効果はある気がする。ほんの少しラメが入ってる(?)
◇花かおりスリム(微煙) 桜
日本の春をイメージした桜の香り 天然消臭成分フラボノイドを配合(説明書きより)
40g(約100本)500円くらい。
桜をイメージしたといわれればそんな気がするような、微かにパウダリーな控えめフローラル
消臭効果はある気がする。
◇お試し線香 花琳
天然フラボノイド配合(説明書きより)
8種類 各2本のアソートセット 400円くらい。
白檀白雪以外は、全体的に上品だけども苦い。説明に「甘い」って入ってるけど、期待値が高すぎたっぽい。
・花琳:現代的でやさしい白檀の香り(説明書きより)
白檀も入ってる香木系。甘さもなくはないけど苦さのほうが強い。
・特撰花琳 白檀の甘く優雅な和の香り(説明書きより)
花琳から苦味を少し引いて柔らかくしたような香り。残り香は少しパウダリーな白檀ぽい。
・渡月:気品あふれる沈丁花の香り(説明書きより)
苦さの向こうに花の香りがするような気がする。
・貴舟:沈香と白檀をベースにした優美な香り(説明書きより)
ほんのりスパイシー(カレー的)な、きつすぎないブレンド系。残り香がキリっとしてる。
・飛燕:香木の重厚感ある華麗な香り(説明書きより)
バランスのいい香木系。上品なお線香ってカンジ。
・瑞涛:シャム沈香を上品に際立たせた香り(説明書きより)
苦みのあるスッキリした香木系。
・白雪:白檀を基調とした甘くソフトな香り(説明書きより)
うっすら苦味と極わずかな甘さのある…白檀?的な?
・白檀白雪:天然白檀の贅沢な香り(微煙)(説明書きより)
ストレートに白檀。さほど甘くはないけど落ち着く香り。
◇風流香人ミニ 蘭麝(らんじゃ)
墨の香りに、相性の良い植物の香りをブレンド 東洋蘭とムスクをブレンドした香り(説明書きより)
スティック約14g(約50本)600円くらい。
墨といわれれば墨っぽさがあるような…イメージしたよりは華やかすぎない控えめで上品な香り。
◇ネオンカラーインセンス 野いちご
細めの試験官入りネオンピンクの線香13本
福袋に入ってた ノルコーポレーションが販売元だけど薫寿堂とのコラボ商品らしい
焚く前は、食用のストロベリー香料みたいな香りで、焚くと甘さ控えめのかき氷のイチゴシロップ(人工香料)みたいな香り。
■ 大発
◇ポケタンセブン・スティック
「特選(そう快でゴージャス)・紫(フレッシュでエレガント)・桧(怒り、興奮を和らげる)・ 梅(甘ずっぱいエキゾチック)・ラベンダー(リラックス効果)・ライラック(不安感を和らげる)・ローズ(幸福感を誘発)」(説明書きより)
香水香。お試し用の7種セット、香立て付き千円位。
数年前に使っていた線香を探す過程でセットを購入。特選でビンゴだった。
特選:探していた線香。仏事室内用両方いけそうな、白檀とごく微かに甘酸っぱい気がするパウダリー。濃いめな分残り香が良い。
紫:少し濃い目のパウダリー。焚いてる間くしゃみ出るけど残り香が温かみのあるウッディパウダリー。残り香も強い。
桧:上品なほんのりスパイシー。ウッディだけどヒノキと直結なカンジはしない。
梅:ほんのり梅でパウダリー。濃いめな分残り香が良い。シリーズの中で一番好きな残り香(焚いている時はわずかなクセがある)
ラベンダー:ラベンダーの…イメージ。少し濃いめ?
ライラック:香水香に漢方を少しだけ足したカンジ。スパイシーまではいかない。残り香のほうが甘い。
ローズ:線香+ローズなカンジ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
匂い袋(550円)
・梅丹花 桃色ちりめん×柄ちりめん:お香より少しクセはあるけどほぼ同じ甘酸っぱい香り
・特選丹花 黒ちりめん×柄ちりめん:お香とほぼ同じ香水香の香り。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
◇特選丹花◎
爽快でゴージャスな香り(説明書きより)
35g1800円位の仏事用線香。
ほんのり甘酸っぱいパウダリーな香り。独特な濃さがある。
◇紫丹花◎
初夏の草木を連想させるバイオレットのさわやかなグリーンノート(説明書きより)
35g1100円くらい。
ポケタン紫と同じ香り。グリーン系ではないと思う。甘さとすっきりさのあるオリエンタル系パウダリー。
◇名香わかば
わかばをイメージした西洋の香水と東洋の香木とが調和のとれたハーモニーを奏でる「大発」の代表作。(説明書きより)
55g850円位の仏事用線香。
丹花の原型的な、ほんのり甘くてほんのり甘酸っぱくパウダリーながらも少し石鹸ぽさもある香り。煙は多め(普通?)
残り香は丹花に比べると少し弱い。
◇ライラック わか葉
自然なライラックの香り(説明書きより)
120g1600円位の仏事用線香。
焚いている間は微煙タイプ独特の、炭っぽい匂いが強い。残り香はほんのりパウダリー。
好みの粉っぽさはあるものの、わかばと比べると甘さは控えめ。
◇ソフト若葉VIOLET
微煙 バイオレットのソフトな香り(説明書きより)
120g1600円くらいの仏事用線香。
黒っぽい線香、灰が白い。
煙少な目で、香りもそんなには強くない。お線香の香りだけども、控えめの甘さとパウダリー感のあうバイオレットっぽいっちゃぽい。
同社紫丹花をものすごく薄めたカンジもしなくはない。特選丹花めちゃめちゃ薄めた香りに似てる気もしなくもない。
特選丹花はええ匂いやけど濃すぎて酔う時があるから、これくらい薄いほうが普段から使えてええかもしらん。
◇かさぶらんか(微煙)
フレッシュ微煙をテーマに「かつてない瑞々しい残り香」が特徴の自信作。百合の中で最も大きな花で高貴そして優雅な芳香を広く漂わせて癒される香り(説明書きより)
内容量:38gで500円くらい
かなり煙が少ない。なのに香りはしっかりする。
微煙特有の炭のような香りにプラスして、意外と濃い花の香り。
生花程ではないけども、カサブランカっぽい香りではある。遠くでふわっと香るとよりソレっぽい。
◇福運白檀
他の香りの材料を使わず、厳選した白檀を練り上げた純粋白檀線香(説明書きより)
内容量:120g2000円くらい
箱を開けた瞬間石鹸の香りがして、白檀?となったけども、ある程度落ち着くと焚く前は上品な石鹸と白檀半々くらいの香りに。
なのに焚いたら上品な甘さと少しだけ華やかさのある白檀系の香りが勝ち上がる…どっちもいい香りだけども、イメージが変わっておもしろい。
なくなったら買い足したい。
◇明星 (大バラ)
天然香料と和花の香りをブレンド(説明書きより)
線香120g1100円くらい
チョコやバニラなカンジもする甘い香りと聞いて買ってみた
箱を空ける前から仁丹的な漢方清涼感に甘さをプラスしたみたいな香りが。焚くと甘苦が逆転して、甘い中に少しだけ苦さがあって、濃厚過ぎない甘さしっかりというなかなかのバランス。
チョコっぽいという感想にも頷ける。(あくまで「っぽい」だけでチョコレートの香りってわけではないけども)仁丹っぽい香りも消えるわけじゃないんで、完全甘い系でもない。
そこそこ濃いめの香りで残り香もそこそこ残る。箱にキキョウっぽいイラストあるけど、和花の香りの正体が何なのかはよくわからんかった。
◇母の愛 スタンドミニ
煙ひかえめ、老山白檀使用(説明書きより)
ミニ寸線香90g1650円くらい
白檀とミルクの香りって聞いたんで買ってみた
焚く前はそんな甘くもないし白檀ってカンジもしないしなんかフローラル。焚くとやっぱりそんなに甘くも白檀でもないけど、なんだったら苦い香木(沈香とか)入ってるかな?くらいのフローラルにたまにむわっとした練乳みたいな甘さが混ざる、煙はキモチ控えめくらい。残り香も甘さはあるけど沈香系の印象が強い、でもミルクキャラメルみたいな香りもしなくはない。
沈香のイメージがあるのはシリーズに父の背っていうモロ沈香系があるから、そのバランスのせいやろか?
焚いてる間は焼けかけのゴムみたいな臭みがくるんで、好みからは外れた。
◇菩提樹 バラ詰
桂皮(ニッキ、シナモンとも呼ばれる)を主に和漢薬で練り上げたお線香。(説明書きより)
線香120g1540円くらい
(ゴールド菩提樹は沈香系で別物)
なんとなく桂皮系に惹かれて買ってみた
黒地に金模様が入った化粧箱を開けると、桂皮と香木ブレンドのお線香の香り。焚くと少しだけ煙さのある薄めで上品な寺社仏閣系、温かみのある落ち着いた香りではある。
桂皮(ニッキでもシナモンでも肉桂でもなく、あくまで香木としての桂皮の自然で上品な香り)っぽさもほんのわずかに漂ってて、フラットになるお線香ってカンジ。
煙が多いわけじゃないけどちょっと煙いのが残念。
◇海山 短寸一把入
白檀に梅の花を想わせる花のエキスをブレンド(説明書きより)
線香20g550円くらい
甘めと聞いて買ってみた
化粧箱の中にさらに六角形の紙筒箱入りのなかなか厳重(?)梱包。そしていつもついてるポイントの紙が入ってなかった(これより安いやつにも入ってるのに)。箱代に消えたんやろか?
焚く前は白檀系の甘さと香木系のキリっとした香りありつつのパウダリーな甘めフローラル系、焚くとちょっと煙さも混じりつつさほど変化はない。確かに甘さはある。
梅の花は連想しないけども、香木系の甘さのある上品めな香りなんでこれはこれで好み。残り香が甘さとパウダリーさが濃すぎず薄すぎずでいい香り。
◇桧の香山林 お試しサイズ
日本古来から伝わるやすらぎの香り 天然桧を原料にして再現 自然 微煙 微香 消臭タイプ(説明書きより)
線香お試しサイズ330円くらい
ヒノキの香りじゃないとか、少しだけ甘いとか聞いて気になったんでお試しサイズ買ってみた
箱を開けるとメンズフレグランスのウッディ系、焚くと重めの寺社仏閣ウッディお線香系。
灰が白色なのは多分消臭成分によくある炭が多めタイプなんやろかな。
◇香蔵 かぐら
アカシアの香りアカシアを主とした百花繚乱の如き甘く優しい花々の香りと最高級のインド白檀の清々しい癒しの香りが調和した奇跡の花園です。(説明書きより)
1430円くらい。
生成り地に白雲と緑の丘??金色系四角散らしの箱
チャコール系の線香、アカシアがどんな香りかわからんけど焚く前は色んな花のような、なんとなくクチナシっぽさもなくはない?くらいのフローラル。焚くと煙は少なめ、フローラルに花の蜜っぽいような甘さがほんの少しだけ加わって温かみが増して優しくなる。少しだけ重さがあるのに、ごくごくわずかにさわやかさもある。
◇のりはし
(説明書きより)
120g1980円くらい。
東洋の香木にフランスで有名な香油をブレンドした香個
ロゴの下に赤いユリっぽいイラスト
焚く前は沈香系かな?っていうスパイシーさと香水香的なフローラルっぽい香り、焚くちょっと煙さはあるけどと温かみのある結構無難な香りになる。
◇藤乃花
妖艶で甘く瑞々しい香り(説明書きより)
120本1650円くらい。
箱は緑と黒と市松模様で鬼滅コラボっぽくみせかけてるオマージュ系(笑)
限定10000個らしい
紫色の線香、焚く前は藤系の濃いフローラル、焚くとすこしクセがあるけど藤っぽい(かゆらぎ藤よりは柔らかい)
香りの強度は強い。
◇新生千代桜
(説明書きより)
中バラ130g935円くらい。
ムスクを爽やかにブレンドしたモダンな香り。
ピンクに青の雲霞、白抜きの桜模様
焚く前は甘酸っぱいフローラルの桜イメージっぽい気がする香り、焚くとちょっと煙さもあるけどほんのりパウダリーで大発の香水香らしさがほんの少しする
■ カメヤマ
香とは関係ないけども、元々ロウソク屋だけあって仏事用だけじゃなく洒落たキャンドルがたくさんあって見てておもしろい。故人の好物シリーズはインパクト大。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
◇花ふぜい黄(白檀)
100g400円弱の仏事用線香。
リーズナブルで気兼ねなく普段使いできるヘビーユーザー向けの線香。
値段の割には白檀の甘さがしっかり主張していて、仏事用の中では好みの範疇。
◇葵乃舞(煙少香)◎
白檀をベースにソフトな花の香りをほどよく漂わせた(説明書きより)
巻き線香14枚入り1500円位。
120g千円前後の仏事用線香。
上品な白檀と花の香り。煙少香タイプなので煙が少なめで焚き続けてもそんなに煙くならなかった。
ほど良く甘くてイヤミが少ないと思う。
同じパッケージでも線香の色が紫色と緑色で違うことがあった。緑は香りが薄いような気がする。バージョンダウンしたんかな?
◇花ふぜいSAKURA 煙少香
100g400円強の仏事用(?)線香。
お線香というよりエアフレッシュナー、柔軟剤的な強めの香り。
桜っぽさはわからないけども、温かみのある甘酸っぱい香り。
◇花ふぜいラベンダー 煙少香
100g400円強の仏事用(?)線香。
焚くとスパイシーな香木の香りで、残り香は白檀系の甘さがほんのり。
抹香…?あ、今ちょっとラベンダーが混じってた気がっ…な印象。
◇花げしき 薔薇の香り ミニ寸
50g400円強の仏事用(?)線香。
ローズを基調に白檀桂皮丁子を配合(説明書きより)
焚く前はバラっぽい気がするものの、火をつけると抹香にローズがほんのりあるような…?
煙の量は多くないのに少し煙い。
■ 尚林堂
◇茶花−ちゃばな−(少煙ミニ寸)
55g500円位の実用線香。
フローラルなやさしい香りに天然バニラの甘さをちょっぴり加えた人気商品。(説明書きより)
(少煙タイプ(生成り色の箱)と超微煙タイプ(水色系の箱)がある)
箱を開けると石鹸のような鋭角のフローラル系で、焚くとほんのり香ばしいバニラっぽい気がしないでもない甘さプラス、控えめな花っぽい線香の香り。
■ 奥野晴明堂
◇香の街 堺 すみれの香り
500円位のミニ寸。
販売元は堺線香工業協同組合。特産品色の強いパッケージで、各店が各薫りをそれぞれ担当している。
残り香が甘くてパウダリー。
■ 悠々庵
デザインと香りのバランスが半々くらいの印象
◇ティーリーフインセンス(太ビン)【フルーツガーデン】
20本500円位のミニ寸。
フルーツのみずみずしい香り。緑茶ポリフェノール・カテキンをお香に練りこんであります。商品の売上の一部は国連条約機構を通じて、熱帯雨林の保全および再生に利用されています(説明書きより)
丁度いいサイズのビンが目当てでセール品を購入。
フルーツと花と、なぜか漢方の香り。どっちかっていうと花が強い。
◇漢方香(太ビン)【便秘】
20本500円位のミニ寸ガラス瓶入り。
緊張を和らげるといわれるカモミールオイルと、漢方薬の茯苓・当帰などを配合。フルーティで軽やかな香り(説明書きより)
丁度いいサイズのビンが目当てでセール品を購入。
焚く前はカモミールっぽいのと漢方薬っぽい匂い。焚くとカモミールが行方不明になりつつ思ったより甘みが強くなる。
残り香が温かいイメージ。どことなくあぶった餅っぽくておもしろい。
ちなみに、効能的にはよーわからん。薬とちゃうから気の持ちよう?
◇悠々香(太ビン)【メロン&カシス】
15本500円位のミニ寸ガラス瓶入り。
緊張を和らげるといわれるカモミールオイルと、漢方薬の茯苓・当帰などを配合。フルーティで軽やかな香り(説明書きより)
丁度いいサイズのビンが目当てでセール品を購入。
カシスはちょっとわからんかったけど、甘くないメロンってカンジの香り。
◇マイナスイオン香(太ビン)【八重桜】
15本500円位のミニ寸ガラス瓶入り。
幾重にも華やかに咲き誇る八重桜の甘い香り(説明書きより)
丁度いいサイズのビンが目当てで、かつ桜の香りが気になってセール品を購入。
ビミョウに酸味とパウダリー感がなくもないフローラル。
桜の花の香りってちょっとぴんとこないけども(桜餅ならわかるけど、アレとは違うやろし)、上品で華やかな八重桜っぽいイメージがしなくはない。
◇マイナスイオン香(太ビン)【伽羅】
15本500円位のミニ寸ガラス瓶入り。
究極の香木「伽羅」を漢薬と東南アジア産沈香を用いて再現しました。辛みのある濃厚で味わい深い香り(説明書きより)
丁度いいサイズのビンが目当てで、かつ伽羅の香りが気になってセール品を購入。
上品な苦味がある沈香をまろやかにしたカンジ。
沈香は苦み(辛み?)を含んだ香木で渋い系まっしぐらぽくてちょっと…と思ってたけども、その上位版の伽羅は優しいカンジになるんかな?(実物の伽羅は知らんけど、再現って書いてあるからたぶんきっとちょっとは似てる…はず?)
◇和イズム(太ビン) 【白檀】
20本500円位のミニ寸ガラス瓶入り。
老山白檀の香りを十分に生かした爽やかな逸品です(説明書きより)
丁度いいサイズのビンが目当てセール品を購入。
落ち着いた白檀?ウッディ系
◇和イズム(太ビン)【ひのき】
20本500円位のミニ寸ガラス瓶入り。
ひのきオイルをふんだんに使用した消臭作用の高いお香です(説明書きより)
丁度いいサイズのビンが目当てでセール品を購入。
焚く前はひのきっぽい。焚くと木の燃えるにおいと胡椒みたいなスパイシー感がちょっとずつプラスされておもしろい。
◇桜香(太ビン) 【葉桜】
20本600円位のミニ寸ガラス瓶入り。
新緑の中にかすかに漂う桜の淡い残り香(説明書きより)
葉桜って名前が気になったんで、セール品を購入。
濃いめの石鹸っぽいような…違うような……桜感とか葉桜感とか春っぽさはよくわからんかった。
インド香に似た香りがあった気がする。
◇ティーリーフインセンス(太ビン) 【チャイラテ】
20本500円位のミニ寸ガラス瓶入り。
緑茶ポリフェノール・カテキンをお香に練りこんであります。シナモンが入ったエキゾチックな香り。(説明書きより)
チャイラテとか美味しそうな香りが気になって買ってみた。他の太ビンシリーズと違ってビンの底がまるっこい。
焚く前はシナモンやスパイスの入ったチャイっぽい気がしなくもないけど何故か化粧品的なにおい。
焚いてみるとそれが柔らかくなって甘さが強くなる。名前らしいミルクとスパイスの紅茶っぽい香りがしなくもない。
美味しそうではないけども、バニラ系の甘い香り。ただし近くによると普通に煙い。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
◇祈りと癒しのお線香(藤)
100g1000円位の仏事用(?)線香。
風にそよぐ藤のみずみずしく奥ゆかしい香り(説明書きより)
…藤?上品な花の香りと煙のコラボ。気持ちスパイシーでほんの少し甘い気がしないでもない。
■ 丸叶むらた
◇丸叶むらたのお香 ハーフ寸ギフト 4種B(櫻人・凜楽・絹の道・いのり)
贈答品のミニ寸アソートセット。各2箱
櫻人: 桜葉エキス配合。さわやかな甘みのある桜の香り(煙少なめ)
傍でかぐと煙いけども、離れるとほんのり甘い。甘さとパウダリーさが丁度良い。タイミングによっては甘酸っぱい。
シーアモーヴローズっぽい色が落ち着きとかわいらしさを兼ね備えてる気がする。
桜葉はわからんけども、優しい甘さに春っぽいフローラルがプラスされたカンジ。
凛楽: 天然海藻配合潮騒を感じる爽やかな香り(煙少なめ)
色と先入観からかマリン系な気はするけど、温かみもある、メンズ香水っぽさのある香り。
シルクロード 絹の道: 白檀の香り
白檀感もあるにはあるけど苦味のあるブレンド香木の香り。
畳や日本茶のような、ほんのりした甘い香りが混じってる気がする。
萌黄色の線香の中に2本だけ金ラメの線香が混じってるインパクトがすごい。
いのり: 最高級白檀の香り
まろやかさとスッキリ感のある白檀の香り。レンガ色。
シルクロード(↑)っぽさが少し。
甘さとパウダリーさが強すぎず弱すぎずなお線香で、残り香もちゃんと甘い白檀系。
アソートセットがセールでかなり安かったんで買ってみた。
全体的に上品で、白檀ベースだとは思うけども香木ブレンドで色んなニュアンス。どれも香木メインで上質なイメージ。
甘くて好みなのは櫻人(さくらびと)と、いのり。
◇月の想い ハーフ寸
50g600円くらい
お月さま色をした蝋梅の花の香り。煙は少なめ(説明書きより)
セールだったんで、蝋梅ってどんなかなと買ってみた。
芥子色で、濃いめの花の蜜的な重さのある甘さが混ざった花を連想させる香り。…蝋梅ってこんなんやったっけ?冬でも香るくらいやからこれくらいの重さがあるんかな?
調べてみたら、蝋梅は梅じゃなかった。クスノキ目ロウバイ科ロウバイ属らしい。
ちなみに、中国の文人が好んで使った「雪中四友(or雪中の四花)=早春(冬)に咲く、梅、蝋梅、水仙、山茶花(椿)」のひとつらしい。風流。
◇白檀ノ音-byakudan note
80g定価千円くらい
最高級のインド産白檀だけを使用した純粋な白檀香。 染料不使用。煙は少なめ(説明書きより)
細めで灰褐色。
セールだったんで、純粋な白檀ってのに飛びついた。(値段から考えて、香料が白檀だけで他のタブ粉とか椰子ガラ炭が多いんかもしらんけども)
落ち着いた白檀。微煙だけあって香りも少し控えめではあるけど、上品でいい。焚いてるうちに甘さがゆっくりわかるようになる。二本くらい一緒に焚くと甘さがよくわかる。
海外向も視野に入れた製品らしく、パッケージには日本語表記と英語表記の両方が入ってて、「白檀ノ音」 「byakudan note」と商品名がダジャレみたいなことに。だ…だぶるみーにんぐ的な?
■ 精華堂
◇大香木白檀
小箱20g 400円くらい
インド、マイソール産の老山白檀を原材料。親しみやすく、涼やかな香り(説明書きより)
甘いほうが好きだけども、こういう上品でシンプルな白檀の香りは落ち着く。
■ 薫明堂
◇月待ち雲
香台と渦巻き型6枚で千円位
四季折々、いろどりをそえて咲く美しい花々。その優雅な欧風調の香り香水と、東洋的な燻香の雅びな香りをブレンドした馥郁たる香り(説明書きより)
小さい蚊取り線香みたいな形なんでどうやって焚くかと思ったら、半円盤の小さい石膏っぽい台に乗せるらしい。
香りは香水香+石鹸+ちょっと和なカンジで、パウダリー感もあるけど、余所行き感がある上品ではんなりした香り。
たまに柚子っぽかったりふわっとした甘さ漂う瞬間があったりと、複雑な香りがなんとなく高級品っぽい。
小さいけども渦巻きなんで結構長いこと(約90分らしい)焚き染めるカンジになって、残り香も長く残る。
■ 大香
◇meditate insence [Bloom]
35本700円くらい
メディテイトインセンスは香料には精油のみを使用し、色は無着色のナチュラルなお香です。
ブルームとは「開花」という意味の香り名。甘くやさしいゼラニウムとエキゾチックなイランイランの組合せは、心のバランスが整い前向きになれる香りです。(説明書きより)
ゼラニウムのほうが強め。イランイランっぽさもなくはない。甘さは控えめで石鹸ぽさもあるようなカンジのフローラル系線香の香り。
精油とは違うニュアンスで甘さは控えめだけども、残り香のほうがふたつのバランスが取れた香り。
■ THERA(テラ)
◇日本四季線香 冬
7g千円くらい
冬の凛とした空気の中に太陽が差し込んだ神秘的な香り(説明書きより)
プラスチックの筒に入ったレンガ色の線香。
焚く前は沈香系の香り、焚くと少し甘さや他の香料が合わさって、少し複雑な香りに。
◇日本四季線香 秋
7g千円くらい
実りや紅葉など熟した秋を表現した香り(説明書きより)
プラスチックの筒に入ったレンガ色の線香。
沈香とスパイシーさと酸み。……秋?実りはドングリとかの苦いカンジかな。あとは山道で朽ちかけた落ち葉と湿った落ち葉が混ざった的な、落ち着いた秋っぽいカンジといえば…いえなくもない?ちょっとくしゃみ出る。残り香が甘酸っぱいような気がしないでもない。
■ 番外 香立て
香立て(香炉)関係
ぶっちゃけ、不燃性の下敷き(皿とか金属トレイとか灰皿とか、火種が落ちても燃えないやつ。いっそアルミホイル何枚か重ねてもいける)と、支えるもの(アルミホイルまるめて穴あけてギュウギュウやれば簡易で線香の香立てになるし、金属クリップとかも使いようで代用できる、モノによってはお香買ったら簡易香立てついてくるのもある)があれば香は焚ける。
けどまあ、風情ってダイジやん?紙皿より陶器のお皿のが美味そうに見えるやん?(いう程食い物系そんな詳しくもこだわりもないけど)
てなわけで、ある程度好みで使い分けてる。
基本、自室の棚(腰より少し上くらいの高さ)の上で安定した部分に延焼被害がないようにスペースを空けた定位置で焚いている。
棚の上の金属のトレイの上の香炉の中という、念のため二段構えで防火。
短い線香タイプやコーン香は、丸いフォルムに申し訳程度の三つ脚がぽちっとついてるオーソドックスな陶器の香炉の中に、何種類かあるシンプルめな小さい香立てを気分で使い分ける。
(普段使うのは、お香についてきた付属品の香立てor香台(それなりにしっかりした物が多い) どんどんたまるから手持ちの種類も増えてる)
(普通の線香タイプは、折って使ったり、インド香を焚く箱型タイプで焚いたりもする)
ちなみに、片手で持てる小さい陶器香炉の中には香炉灰が入れてあるけども、灰を使うのはごく稀に空薫もどきをする時とかで、普段は中に小さい皿を置いて香立てを乗せて、お香が燃え尽きたら灰を中に処分(万が一燃え残りがあったりしたらゴミ箱inはキケンやし、水で処理もめんどいんで)…という使い方をしてる。
燃え尽きた灰でもそこそこイイヤツは良い香りが残ってるらしく、だから香炉の灰が良い香りになってるのがちょっと好き。
使わないときには平べったい丸い網をかぶせてある(ちょうどいいサイズのがあったから、ちょっとした風とかで灰が舞わないように)。
火取り香炉(炭を入れる※香炉って名前やのに香は焚かない器)みたいにデザインのいい網っぽい蓋かぶせたらイイカンジやろなーと思うけど、アクが掬えそうな目が細かめの普通の網。元々蓋ナシタイプなんで使う時はオープン。
そういえば、使う時に網(付属の穴があいた蓋とか網っぽい蓋)はかぶせない使い方があるらしい。したらいかんってこともないらしいけど、モノによっては空気穴あるのに中でお香の火種が消えたりするとか。したら蓋に穴が開いてる意味は…?ってなるやんね。蓋のヤニ掃除が大変やからかな?
蓋したまま使ったほうがデザイン的には完成形やと思うねんけど…。うちにある蓋つきタイプは蓋しても消えへんよ!(むふん)
↓たまに使う↓
蓮型の錫製香立て(ART LAB. コトイロ)
直径は一円玉ほどもなくて、ちっさくてかわいい…けどヤニがついたら掃除が面倒なんでたまにしか使わない
梅の枝を模した錫合金の香立て
17cmくらいあって長い。多分中国。
アルミより柔らかくて油断するとすぐ曲がる。でも意図的に曲げて角度つけたりもできる。やりすぎたら壊れそうな予感はする。掃除が面倒なんでほぼ飾りになってる(笑)
梟の香炉(ふくろう三福/織田幸銅器)12*11*10
特にお気に入りの日本のお香を焚くとき使う。
今まで見た中で一番好みな梟型の香炉を見つけたと思ったら、丁度セールやってて二度見するくらい安かったから即買いした。
PC製花台と木の立て札までついてるから、ぱっと見は床の間とかに置きたくなるカンジ(うちに床の間ないし、台と札は使ってないけども)
キモくなく(たまにデフォルメして妖怪みたなことになってるのを見かける)リアルすぎず、ファンシーすぎず、シャープすぎず、安っぽくない(定価を考えると相応)けど重厚すぎない。
しかも目とか口とか胴体とかじゃなく、梟じゃない蓋の部分に空気穴があるのが個人的にポイント高い。
深さがあるけども開口部がキモチ狭いんで、使いやすいわけじゃないけども、かわいいんで相殺。
中に入ってた紙には高岡銅器って書いてあるから会社違うんかと思ったら、「高岡銅器」って鋳物伝統工芸を作ってるって意味で、会社名ではないらしい。そもそもこの香炉は銅器ちゃうくて鉄器。
黒い鉄器にツヤ消し塗料と金色で着色しました感がとっつきやすい。日本家屋とかでなら高く見えるかも知らんけどウチに置いてるとただかわいい。
グレープフルーツよりでかい(いつも使ってる小さい香炉の4倍くらいある)んで、短い線香が立てたまま焚けるし、小さい渦巻き香もギリギリ入る(これは普通?)
深さがあるんで、お香の出し入れは箸(火箸ないんで竹割箸を専用にした)でやらないと火傷する(不器用)
ちなみに鋳物溶接(?)だから中の底は平らじゃないんで、でこぼこを避けて台を置かないと倒れる。一応香立て(線香用)と香台(コーン用)2種類入れて使い分けてる。
香炉灰入れて使うほうが簡単やねんけど、処理が面倒なんで、中に香立てor香台を置いて使ってる。
鉄で出来てるから水気注意(錆)で、1kg近い(900gくらい)とか結構重いから扱いはちょっと注意が必要。
意外とかわいすぎるんか、色合いのせいか、ぶっちゃけでかいからか、存在感が凄い。お香用のスペースのうしろに小棚とか写真立てとか小物とか色々置いてるのに、他の物を差し置いて目を引く。
(断じて浮いているとは認めない方向で)
スライム型(違)(織田幸銅器/もえぎ)
高さ75×幅82×奥行82(mm) 180g
アルミ製で栗みたいな形の香炉 気にはなってたけど香炉はあるし…と思ってたら激安になってたからついつい買ってもうたよ。
内側は青銅色、外側は黄土と芥子と萌黄と緑色で塗装されてる。
コーンのお香がついてきた。内部にはコーン用の香台っぽくトゲトゲつきの置き場があるんで、専用アピールやろか?
試しに、中に香立て入れてミニサイズ線香斜めに焚いてみようとしたけど、サイズ的にはギリギリ。角度気を付けたらいける。でも本来はコーンかうずまき専用ってことっぽい。
香炉って上部分がドーム状っていうか、丸みを帯びた形のものが結構多いイメージなんやけど、これはまたちょっと変わった形。
ツマミ部分でもないのに、頂上がとんがってる。ころつん。
ツノあり容器って、栗型(栗饅頭とか、栗だとわかるよう模した物)とか、寺社仏閣や橋の飾りにある擬宝珠(あっちはねぎ坊主系やっけ)とか、探したら蓋つき珍味入れ(ちっちゃい凝った食器)とか香合(こうごう/茶道具の香入れとか、仏具の塗香入れとかになる…らしい)とか陶器の小物入れとかがちょっと見つかったけど、同じようなデザインってなかなかなくて、ちょっと変わってておもしろいなと。
空気の通り道用なのか、何故か下半分だけやと灰皿っぽいフォルムがちょっと気になるけども、金属製でちょっと高級感もある香炉やのに、メレンゲぽってりツノたてました的な、ちょっと間抜けなフォルムが琴線を弾く。
コロンとした形に申し訳程度のツノがあるだけやのに、そのコレいるか?っていう微妙さに釘付け。
名前も萌黄(黄色がかった緑、春の草の芽色/商品説明では「もえぎの青々としてさわやかさを表現した」となってた)やのに、彩色も緑とか芥子色とか、青銅器かな?くらいの萌えどこ感がたまらん。
いや、味わいがあってそれなりの値段なりのお品ではあるんやけどね。「和」ってカンジがもんそいツボやし、先に買った梟香炉とお揃いなカンジもポイント。
同系統縦長雫型バージョンの青松ってのもあったけど(化粧箱にもどっちもいけるようシールに両方印刷して貼ってあった。なんだったら9:1くらいで青松推しなサイズ感の画角)、やっぱスライムタイプ(誤)のほうが高さがないから棚にしまいやすいし。雫やったら線香いけたんか…穴の配置も斜めやし煙の昇り方も気になる…いやいや、ミニ線香は梟使うからええか…とか。
ちなみに、ブロンズ(青銅)で出来たほぼ同じ形の香炉はつくりも丁寧っぽくて値段が10倍くらい高かった。アルミは弟子作で青銅は師匠作とかなんやろか。
上下パカっと開けられるから、香の出し入れと始末がしやすい。
パカっと感が、サザエさんのエンディングで中からタマとかたらちゃんとか出てきてゴキゲンに揺れ出しそうなカンジ。
近くで見るとアクリル着色やなーってカンジやけど、ちょっと離れてみると良さげな風情。
ただ、中の塗装もアクリル系だったらしく、一度使ったら香台部分の塗装が焦げたんで掃除しようと綿棒で擦ったら下の地金のアルミが出てきた。そんなわけで次からは香台兼香立てを入れて使ってる。多分蓋の内側のヤニ掃除も強く擦ったら地金出るんやろなー、気ぃつけてつかお。まぁ、ハゲたらそれはそれでしゃーない。内側やったらそんな気にならへんし。
(何回か使って中のヤニ拭いて…ってしてたら蓋の内側普通にアルミ(?)むき出しの銀色になったけど、それはそれでヨシ)
デザイン性のある空気穴が細かくたくさん開いてて、そこから出た煙のほとんどが表面を沿って頂上のツノまでたどり着いてから昇っていく様子がなかなか独特で、見てて癒される。
気になったんは、アルミにアクリル系らしき絵の具で着色してあるんで、内側の塗装が早速コゲた。ソレ拭いたら地金が見えた。銀色(アルミ色)
外側は平気やから、まあええとして。
あと、アルミは熱伝導率がいいからかサイズのせいか、蓋閉めて使ってるとたまに熱くなって一気に炭みたいな燃え方して香りが広がりにくい時があるのが難点。
三角の形を維持しながら中に熾火がしっかりある状態を維持…そして香りがほぼしないとか、ソレはあかんやろと。
さすがに炭化はなーと、どうにかならんか色々試してみて、コーン用の簡易香立てをワンクッションで試してみて、金属系は悪化、陶器はビミョウ、素焼きの分厚い簡易香立てを使うのが一番マシやった。
使い方にちょっとコツがいるけども、手持ちの中で「お香とその煙」を主役にした特化型の機能的な香炉ではある。
陶器製蓋つき横置き香炉(多分中国製)
木製のやつ使い分けてるけど、掃除がちょっと面倒やし、横置きの透かし蓋の金属か陶器製のも欲しいなー…と思ってたらセールやってたんで買ってみた。
中に防炎の下敷き(チャコールフィルターかな?)みたいなんが入っててその上にお香を寝かせて使うっぽい。
陶器製で掃除しやすい(けど割りそうやからソコは注意)し、蓋の透かしが大きめなんで通気がエエカンジ。
シリーズで色と透かしが何種類かあったけど、うちのはダークブラウンの、中国格子みたいな透かしが入ってる。
なんていう名前なんか調べてた(結局かわらんかった)ら、途中でシノワズリ(ヨーロッパで流行した中国趣味)が出てきたけど、あれはあくまで中国っぽいのを西洋デザインに取り入れたアレンジバージョンなんやねぇ…勉強になるなぁ。
上下合わさるフチの部分以外は釉薬でしっかりコーティングされてるから手入れしやすそうやし、陶器素地むき出し部分は滑り止め効果がありそう。
蓋が大きめになっててピッタリサイズではないし、蓋閉めても多少ガタつきがあるけども、ピッタリするくらいしっかりした製品やったら値段が跳ね上がるから普段使いにはリーズナブル(つっても二千円弱やけど、原価の何倍かとか考えたらあかんカンジ)なくらいで丁度ええと思う。
日本製の陶器のやとミニ寸でもっとしっかりしててフォルムが丸こくてかわいらしいやつが同じくらいの価格帯であったんやけど、かわいいよりは渋めが好きやしゆっくり焚きたい時は線香は長いままがええし(香炉が小さかったら線香折って使う)。そこは折り合いで。
どこの会社のか調べてみたけど、香炉が何種類か出てくる(そしてどれも洒落てて気になる)くらいで詳細は出てこんかった。「深風流香堂謹製カードは日本国内で一点一点しっかり検品し合格した証」って書いてあったから多分やけど、中国製で、それを日本で検品して売ってる…んかな?
サイズも他のと比べるとコンパクトめ(でかい箸箱2個分くらい)なんで、そんなに存在感主張せぇへんから、うっかり落として割らんような定位置決めて、普通の線香用に使おう。
(インド香とかの竹芯系はローズウッドのボックス型香立てを今まで通り使う)
自分で作ったヤツは日本線香用にして、穴が小さくて蓋閉めたら線香消えるから隙間開けて使っててんけど、愛着あるからたまに使おう。
■ 余談
◇お手入れ
香炉や香立てにはどうしてもヤニがつくけど、ほっとくとお香焚いてる時にヤニ臭さや焦げ臭さが上がってくるから、ちょいちょい手入れをするのがオススメ。
蓋つきタイプは蓋だけじゃなく、中に灰を残してるとその灰までヤニ臭くなるから、一回一回灰捨てたり拭ったり処理したほうがええと思う。
重曹や中性洗剤を使えばだいたい落ちるけど、使ってすぐなら大抵はアルコールティッシュでさっと拭くだけで済む。
モノによったら食器用洗剤で洗って水洗いすれば落ちると思う(やってへんけど)
ちょっとこびりついたかなって時はセスキ炭酸ソーダ水溶液をちょっとつけたウェットティッシュで拭く。
どうしてもこびりついたこのちっちゃいのがっ…って時は、メラミンスポンジや研磨剤(ピカールを使ってる)で根気よく優しめに除去。
使ってるのが陶器や金属の、あんまり染み込まんタイプやから使える手ではある(壁紙とかやとちょっと気を使ってやらんと悲惨なコトになる)
ちなみに、日本製の特にお気に入りのお香専用にしてるヤツは、ヤニまでお香のいい香りが混ざってる。
指についたら、ヤニよりお香の香りがしてちょっと癒される事もある。ヤニ自体は害になりそうやから手を洗うけどもね。
インド香メインで使ってるほうは、ヤニのニオイだけで香料はほぼわからん。
木製の香炉?箱型香立て?は、染み込むから洗剤は使わずに、ティッシュとアルコールティッシュで拭くだけで妥協。
木製のはインド香とかのケミカル香の、煙も香りも強烈なお香専用で使ってるから、軽いお手入れでも香りはそんなに気にしてへんってのもある。
◇コーンと線香の違い
コーンタイプは一気に香りが広がる。線香はゆっくり広がる。
ひとつの量が違う(コーンひとつでショートスティック2〜3本分位?)し、スティックは20分〜15分程度だけど、コーンタイプはそれより5分程度は燃焼時間が短い。
(コーンタイプは特質上、焚いてる間の香りが強くなるんで、香炉に入れて少し抑制するとリアルタイムでもある程度程よくなる)
なんで、使い分けるとすれば、コーンは焚いてる間濃いから焚き染めや残り香が目的で焚いて、線香はゆったりまったりしたい時にリアルタイムの楽しみとして焚く。
(残り香レベル→コーン:強 線香→弱〜中)
ちなみに、渦巻型はコーンと線香の中間。線香より強く香るけどコーンほど一気には広がらず、リアルタイムにゆっくり楽しみつつ、でも長時間焚くことになるから焚き染めと残り香効果も強い。
◇お香の保存
お香の保存は日が当たらない乾燥した冷暗所。(冷蔵庫は違う気がする)
箱のまましまってもええねんけど、いちいち箱開けて中の包み紙から取り出して…ってめんどいから、よく使うものは小分けしてガラス瓶に入れて見える場所に、まだ使わへん分は大きめのガラス瓶に入れて引き出しの中、もしくは光が当たりにくい棚の奥に。
なんでガラス瓶かっちゅうと、プラスチックやアクリルやと容器が溶けることがあるから。天然素材やから大丈夫かと思ったら普通に溶けてくっついてた時の切なさっ。
(オイルが染みるタイプのお香は化学反応おこして色々溶ける。プラとかアクリルとか家具のニスとか悲惨なことに…(経験済み))
つかへんやつもあるけど、もう一緒くたにして一律ガラス瓶にしとくが吉。
あと、溶ける容器は匂いが染み付く=線香の匂い成分がプラスチックに吸われてる(笑)みたいな気がするんで、その意味でもあくまでガラス容器。
オーブンシートとか和紙とかで包んでワンクッション置いたらポリ容器もいける気がするけど…中が見えたほうがわかりやすいしかわいいやんな。
んで、密閉できる容器やったらええけど、手持ちはコルクの蓋(多少通気する)のが多いから、食品用とかの小さいシリカゲルの小袋とかを一緒に入れとく。
新品のストックは冷凍保存袋とかのジップタイプの袋に乾燥材と一緒に入れて引き出しの中に。
|
|