魚   話
ウルティマオンライン日記もどき

海だぜベイベ

 えー、オチャメサンな俺様は

 赤貧赤貧言いながら

 家もあるし船もありますが。

 ボケーっと船に乗り

 降りるときうっかり錨を下ろすのを忘れたりして

よく船を無くします。

 船ぇええええええ!?

 ってな目にあったのは

 一度や二度じゃ〜ござんせん。

 だから、俺様は、船購入の際には必ず

 こじんまりとした一番安い船を

購入させていただいております。



 今日もそんな目にあいました。

 ちっくしょー(笑)
訪問販売

 家の中でトンテンカントンテンカン作業をしていたら

 見知らぬ人がドアを開け放ち

 戸口に佇んだまま。

 「チワーッス。鉄と木材いかがですかーあ?

 と、朗らかに叫んだ。

 「て…鉄?

 「はい〜♪

 俺様の二代目は、GM掘り士やねんけどね

 ついでに木こりとかもフツーにできたりして

 鉄も木材もヤル気さえありゃ採ってこれるんやけど

 その時俺様は

 ごっつ暇だった(笑)

 ので購入してみようかなぁ などと

 赤貧街道のかいま見える思考に突き動かされたりして。

 「手持ち在庫はいかほど?

 「え…えーっと……。

 ごそごそ調べ出したのを見ながら

 家にある有り金全部抱えた俺様が待っていると

 「あ、えーっと、鉄はこれくらいで。」

 と、多分持ちきれないであろう金属数のた証書を示し

 「んじゃあ木は?」

 と聞けば

 「えーっと………ありません。

 ないんか〜い!

 心の中でつっこんだつもりの俺様でしたが

 おもっきし打ち込んでおりました。

 そんなわけで、有り金を表示して

 「これで買えるだけくださいな♪

 と、ゴキゲンに言ってみると

 差し出した金額では

 なんぼなんでも叩き売りすぎやろ…

 という量の証書が渡しかけられ

 「あ…間違った……。

 などという可哀相な呟きが(笑)

 続いて

 「えぇい男に二言は…――

 言いかけるのを遮ってご破算ご破算。

 可哀相な商人さん。

 立ちすくんでらしたよ(汗)

 置き土産に花崗岩を置いてきなすったが

 コレも在庫が山ほどあったりするんやけども

 もらえるもんはもらっとけの精神で(笑)
敵は誰だ

 今日も今日とて掘っていた。

 2時間かけて集めた鉱石に満足し、鍛冶ハウスへと向かう。

 鉱石は重いんで、続に言うドリブルという方法で運んでいく。

 置いて持ち上げ移動して置いて繰り返す。

 放置に似てるが違うワケ

 そんな気分でえっこらえっこら運んでいると

 パクられました

 横からサッと奪って保持のまま動くこともせず仁王立ちのレディ

 「dame

 と言ってみるが無言

 様子をみてみるが返す気配なし。

 思いきって

 「鉱石ほしいの?

 と聴いてみれば

 「はい

 ときたもんだ。

 だからって……(汗)

 それはちょっとどうかと思うよ君(笑)

 「ちょうだいと 言うなり。

 と、諦め半分で言ってみると。

 「お願いだからあきらめて

 ときたもんだ。

 をいをい…悪いのは俺様みたいな口ぶりやんか(汗)

 ゲームなのでなんでもあり。殺人も青PKされてもスられたって

文句は言わないほうがいいらしいけども。

 諦めんのはおのれじゃボケ(怒)

 と、思わないでもなかったが

 「違う! ちょーだい

 コレで言ってくんないと、俺様ダメになりそうです。

 そんな気合を込めて言ってみた。

 「ちょーだい(笑)(笑いながら)

 「あげる〜。(即答)

 諦めたのは俺様でした

 2回目のデキゴトなんで、掘り中の接近者は敵とインプット。

 その昔ドリブルゲッター(仮名)があったとは知ってたけども。

 今でもあるんやね(汗)
おーちたーおちたー

 なーにがーおちたー♪

 アーイテームーおーとしたーっ(号泣)

 重量制限以上のアイテムが持てない仕様になっているので、

必要以上に持とうとするコトはできないのだけれども

 新しいパッチが当たった後、アイテムを作って

強制的にカバンに詰める力技が導入されたらしく。

 持っているアイテムを落としてでも詰め込むという

 御乱行に出たウルティマオンライン。

 知らなかった俺様は、初期装備(死んでもなくならない)

 アイテムを落としたのさっ。しかも2コ

 初期装備は置いてしばらくたつと消滅しますので

 気付いた時には手遅れでした隊長!

 プラクティスウェポンの今では出てないっぽいアイテムだ

ったので入手不可。

 ムッキー!!

 と…思ったらPCショップめぐってなんとかゲットできたさ(笑)
荒んでるのかい?

 フラリフラリとお散歩をしていたある日

 先程生き返りましたと言わんばかりの格好をしたお方が接近

 俺様は軽ぅく警戒しつつ間隔をあけて辺りを偵察する。

 スリの可能性もあるからネッ(笑)

 すると

 「あの

 と声をかけてきた。

 一言一言が片言だわ、返事の間隔が3,40秒かかってるわ

 もしや日本人ではないのかい?それともタイプに馴れてない

だけなのか???

 などという、構ってオーラをそこはかとなく感じる俺様。

 約20分かけて話を聞いてみれば

 「初心者の町から出て、ログインしたら幽霊になっていた。」

 ということがかろうじて理解できる程度。

 何が求められているのかがわからなかったので、

 @とりあえず乗っていたラマをあげる

 A一旦戻って戦士に最小限必要な武器防具プレゼンツ

 という行動に出てみる

 お礼を言われて(やっぱりカタコト)

 「別の町か、知り合いがいれば近くまで送りましょうか?

 などと言ってみると…。

 「アンタいいひとだな。

 いきなりアンタ呼ばわりかいっ!!(笑)

 しかも、口調違う上に流暢やし。

 んーと…これはもしや……

 騙され人生ザッツライト(涙)

 ラマも品物も惜しくはないが

 ガラスのハートはズタズタさっ(笑)

 コレか?君の狙いはコレなのかっ!?(汗)

 しかし…なんか騙されたり横取りされたり多いやん俺様…。

 アレか?騙す人同盟(笑)とかで回覧まわってるとか…。

 ううん!そんなことないさっ。

 きっと皆俺様の癒し系のオーラを嗅ぎとってるのさっ。

 荒んだ心を癒してさしあげようっ!(輝)

 …とでも思わんとカナシスギルぜっ くぅ〜。