魚   話
ウルティマオンライン日記もどき

ああ…ステキっす

 俺様キャラはゲーム中しょっちゅう死ぬ。

 荷物の中で取られたら悲しいのはモライモンと武器とルーン

 そして、キャラだけならいざしらず

 愛馬が死んだらショックで腑抜け状態(笑)

 そんな俺様、最近逃げるのが上手くなったじゃ〜ん♪

 などと思いつつ、スケルトンとかなんとかいう、

 とりあえず互角?のようなモンスターに立ち向かう。

 二匹か…ちょっとツライかもしらんねぇ…。

 などと戦闘モードでいたらば

 いつの間にやら囲まれている。

 いつ増えた!?

 スケルトン総計6体

 パニック俺様

 に〜げ〜ら〜れ〜〜〜んっ(汗)

 馬が…馬が死ぬやないかぁぁぁぁぁぁっ!

 己が死ぬのはすでに馴れてて当然状態(汗)

 どけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!

 どくわきゃーない(笑)

 サクっとおっ死ぬ俺様キャラ。愛馬はまだ生きている。

 あああ…ダレか助けてくれへんかのぅ…馬だけでも…

馬だけでもぉぉぉ。

 そこに通りかかる一人の勇者。

 あ、蘇生しますよ〜。

 まさに天の声。

 サクサクスケルトンをぶちのめし

 戦闘態勢の愛馬に回復呪文を唱え、

俺様を生き返らせて、倒したモンスターの銭も取らずに

さっそうと去って行く勇者。

 か…かっちょぇぇ…(笑)

 独楽にしろ勇者サンにしろ、ええ人多いね。
欲望のベクトル

 いや、野望っちゅーかなんちゅーか(笑)

 UO。ストーリーがあるのかないんだか。

 シュミレーションもはいってる摩訶不思議ゲーム。

 とりあえずチクチク裁縫スキル上げる日々。

 そんなある日

 俺様野望をはためかせて立ちあがる時が来た!

 家欲し〜〜〜〜!!!

 そう。モンスター退治、殺人、スリ、冒険から結婚まで

 OKカモンなゲームである。

 当然のごとく、家も持てる!

 立ち並ぶ家々。

 店では家具が売っている。

 ああああ…めくるめく夢のマイホームっ!!

 家を持たずして、UOを堪能したと言えようかっ(言えます)

 家があれば、家で仕事できるやん。

 いちいち店まで行って道具借りずにすむし、

 順番待たずに済むんやっ。

 アレやコレやとほんまにめくるめきまくり。

 コレじゃUOに惹かれ始めた時と同じ轍

 …というのはナイショで(笑)

 というわけで、繰り返すが

 家欲し〜〜〜〜!!!!!

 しかし、現実でもそうだが家は高い。

 そして、日本兔小屋のごとく土地がない。

 そんなアナタに朗報がっ(笑)

 なんか、土地拡張するらしいっす。

 金などゲームの世界だ。チクチクやってりゃ貯まるのさ。

 れっつごうまいほーむ!

 現在全財産の倍額溜めれば小さな小屋が我が物にっ!

 ホンマはワンサイズでかい家が欲しいねんけどさ……

高いねん…現在全財産のおよそ8倍くらいしよんねん。

 ボったくりや…(涙)
暗闇の死闘

 俺様初めてのダンジョン。

 十中八苦死ぬのさハハ〜ン。さ、逝こか。

 そんなカンジでたったか進む俺様。

 人様の攻撃に乗じて繰り広げる剣技。

 ダンジョンやからね、暗いわけさ。

 明るくする魔法をチクチクかけて、ちょこちょこ進む。

 うじゃうじゃ涌いてるモンスター。

 一人扉の向こうに突入するのを見て、後に続けと扉を開く。

 近くにヘルハウンド?地獄の番犬君がいらっしゃった。

 ギリギリ勝てる?

 ドキドキしつつ刃を向けた瞬間、辺りが真っ暗に。

 魔法がきれたのさ。

 まぁ…一回敵をマークしてるし、ダイジョブやろう(根拠無し)

と踏んで留まりつつ切り付けつづける俺様…。

 急に壁際に涌いたモンスターに気付く事なく………。

 気付けばボックス

 しかも二重ボックス

 四方八方まさにタコ殴りである。

 当然死ぬ。

 俺様死亡。

 ま…わかってたコトやし…ってハッ……!!

 あああああああああああ!!!

 馬死亡(涙)

 ………覚えていやがれ畜生め!!(負け犬)
PKサン

 UOにはPKって役回りもある。

 PKってのはプレイヤーキラー

 つまり殺人者

 例えば剣士だの冒険者、裁縫屋に鍛冶屋ってな職業が

自分で選べるように、殺人者への道も用意されていたりする。


 PKに殺されるコトも多い俺様キャラ、無言で追い込まれ

荷物を持ち去られ、追い剥がれた恨み許すまじ!

 なイメージしか持っておりませぬ。

 当然、PK格好悪いと信じて疑わなかった。

 せやってさー、ゲームの世界で対人戦闘

 難しくてオモロイとは思うけど、

 そのあと追い剥ぎで捨て科白なしやなんて…。

 嫌われるのわかっててゲームで殺人するんやったら

 美学くらい欲しいやん…(馬鹿)

 そんなわけで、否定はせーへんけど歓迎できんやろ…

ってな今日もまた、新手のPKサンに遭遇するコトと相成った。

 いつもの如く意気揚揚と羊毛狩りに精を出していた。

 モンスターから逃げるのも上手くなったし、

 がんばれ俺様!

 そんなカンジでがんばっていた。

 すると突然表れた赤ネームサン。

 赤ネーム…、殺人報告を受けた、札付き殺人者のあ・か・し。

 やっばい…俺様なんかサクっとヤられてまうやんっ…。

 とりあえず逃げる。逃げ…

 なんで動かれへんねぇぇんっ!!?

 足止めされちゃう魔法をかけられてもたんやねーコレがまた

 ふ…ここまでか………。

 とっとと殺しておくんなせぇ。

 それがあっしの定めでさぁ…。

 妙な達観でPKを待つ。

 待つ。

 待つ。

 飛んでくる魔法攻撃。

 近づくPK。

 荷物…ルーンのこしてくれると帰りやすいねんけどなぁ…。

 薄れ行く意識の中俺様はつぶやく

 「あげるよ〜。

 マヌケな被害者

 「ルートしませんよ。」(全てローマ字入力デシタ)

 殺人者サンが反応する。

 何っ!?純粋殺人者サンかいっ!?

 ちなみにルートってのは盗みやね。

 俺様、笑顔にて死す。

 死す。

 し………何っ!?

 生き返らしてまでくれるんかいっ!?

 おまえさん…何でまた………(笑)

 とりあえず礼を言う。

 一回死んだだけで、被害ほとんどゼロなワケやしね。

 「まだ練習中なんです。」(ローマ字) 

 ほぅほぅ、初心者サンなんやね。んで…。

 「賞金高くかけて下さいね。」(ローマ字)

 「そら金持ちヤらなあかんよ。」

 賞金かけるくらいやったら家買う金貯めるわ。

 「そうなんですか?」(ローマ字)

 やけに素直で礼儀正しい殺人者サン。

 「ルートしないって約束したんです。」(ローマ字)

 ダレとぉぉぉぉ(笑)

 質問する前にPKは朗らかに去って行った。

 「また 練習してきますー。」(ローマ字)

 の言葉を残して………。

 殺人の練習ってアリなんですか…っていうか…

 俺様練習台!?

 馬鹿にしてる…しかし…少しだけPK好感度UP(涙)

 無言よかマシだ〜いっ(笑)
愛馬

 少しでも強くなるまで馬は買うまいとココロに決めた。

 決意通り買っていない。

 買ってはいない。

 ああ、買ってはいないんやね、コレがまた(笑)

 しかし、現在馬に乗っておりまするば4号

 なぜならばっ

 いただきました(笑)またもや独楽に。

 買おうがいただこうが、死んだらヤなのは同じなのだが、

乗ってるのと乗ってないんじゃ行動速度がぜーんぜん違う。

逃げ足命

 ありがたいコトこのうえなし。

 その代わり、馬のコトを考えると特攻かけにくくなるのやが、

 ソレはソレ(笑)